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アート少女 の商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2024/07/27

私も美術部だけどこんなに行動力のある美術部って全国捜しても中々ないんじゃないかって驚きました。私は行動力や決断力がないのでみにつけられたらいいな、と思いました。

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2022/01/13

みんな青春という言葉を使うだろう本。 すぐに読み終わったので読みやすい。 自分の歳からかすごく面白いとは思えず。

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2018/10/16

アンソロジーのその後の話らしいけれど単品でも問題なく楽しめた。中学校の弱小美術部が校長に抗いシャッターアートや県展に挑む。オタク少年、教室に行けない繊細少年、商才少女、突飛なお洒落新入部員を部室立て籠り花火騒動の前科のある部長節子が取り纏める。文章の隙が頻出するとツラい。キレた暴...

アンソロジーのその後の話らしいけれど単品でも問題なく楽しめた。中学校の弱小美術部が校長に抗いシャッターアートや県展に挑む。オタク少年、教室に行けない繊細少年、商才少女、突飛なお洒落新入部員を部室立て籠り花火騒動の前科のある部長節子が取り纏める。文章の隙が頻出するとツラい。キレた暴走が若くて良いな。

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2016/03/15

優秀だった3年が引退した後 残った部員は変な性格ばかり。 そんな彼らの部を、新しい校長は排除しようと頑張る。 権力をもった大人は恐ろしい、というか 振りかざしぶりが的確すぎます。 場所を奪い、活動場所に文句を言い 予算も…いや、これは自業自得? 学業だけに目をやるのは大人とし...

優秀だった3年が引退した後 残った部員は変な性格ばかり。 そんな彼らの部を、新しい校長は排除しようと頑張る。 権力をもった大人は恐ろしい、というか 振りかざしぶりが的確すぎます。 場所を奪い、活動場所に文句を言い 予算も…いや、これは自業自得? 学業だけに目をやるのは大人として教育者として 当然とは思いますが、思い出も大事です。 勉強ばかりだと、面接の時に聞かれて 言葉に詰まってしまいますしw 大体教室に通わない人までも排除しようというのは 気持ちが弱いからだ! という精神論ですか? と、色々突っ込みどころがあります。 お金もない、部室もない、から よくもここまでいけたな、という部員達。 目標のあれは、当然という感じです。 そこまでいくと、嘘くさい。 頑張る姿と、してやったりな最後。 もうちょっと言葉を選んで、校長から色々と 巻き上げてしまえ、と思った時点で 駄目な思考回路でしょうか?w

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2014/09/18

 ちょっと変でわがままな部員たちをひとつにまとめようとするもののうまくいかずすぐにキレる部長が、弱小美術部存続の危機に立ち向かう青春奮闘記。  この作品自体は別シリーズで描かれた話の後日談らしく、ろくな導入もないままいきなりストーリーが展開するのにやや戸惑った。しかし部長・根岸...

 ちょっと変でわがままな部員たちをひとつにまとめようとするもののうまくいかずすぐにキレる部長が、弱小美術部存続の危機に立ち向かう青春奮闘記。  この作品自体は別シリーズで描かれた話の後日談らしく、ろくな導入もないままいきなりストーリーが展開するのにやや戸惑った。しかし部長・根岸節子目線で進む一人称の文章は共感するところが多く、読み進めるうちに物語へなじむことができた。言うことをきかない部員に彼女が心の琴線をプチプチさせながらも口に出さず耐えるシーンなど、部長としての苦労がかいまみえて面白い。

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2012/08/05

美術部がなくなる!? 敵は赴任してきたばかりの校長。生徒の学力アップを目標に掲げ、『放課後は毎日補習授業』計画という生徒側からしたら大いに迷惑な計画をぶち上げた。その専用教室として目をつけられたのが部員が少ない(四人しかいない)、実績がない美術部の部室であった。部室に立てこもり...

美術部がなくなる!? 敵は赴任してきたばかりの校長。生徒の学力アップを目標に掲げ、『放課後は毎日補習授業』計画という生徒側からしたら大いに迷惑な計画をぶち上げた。その専用教室として目をつけられたのが部員が少ない(四人しかいない)、実績がない美術部の部室であった。部室に立てこもり、花火を打ち上げるという美術部らしからぬ抵抗を見せたが、あえなく撃沈。部室の修理費に活動費が充てられたため、文化祭に出展する作品がつくれない。そこで、校内のイケメンデッサンを売ることで着々と資金を稼いでいたが、そのことが校長にバレて資金は没収、文字通りゼロからのスタートとなった。しかし、野球部前部長、黒田清隆の助けもあって、廃れた商店街のシャッターに絵を描くという仕事が舞い込んできた。アツい女部長根岸節子とゆかいな仲間たちは美術部廃部を阻止できるのか!? 美術部が主役ということで興味をもったが、ありきたりなパターンでちょっと残念だった。青春ストーリーとして弱い気がする。サクサク読めるので気晴らしの一冊ですね。

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2012/04/24

文章が跳んでるよね。 後30ページでどうやって落とし込むんかなーとは思ったけど…やっぱり物足りなかった。 美術部員たちは個性豊かで面白いけどね!

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2012/01/27

この本の登場人部に当てはまる人が何人かいました。 登場人物とオーバーラップしてしまって楽しめました。 軽く技法のこととかも書いてあって臨場感がありました。 絵画の本はいろいろありますが軽く読めて楽しめました。

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2012/01/11

面白かった! 校長が美術部を潰しにかかるというとんでもない中学校。 力を合わせて美術部存続の危機に立ち向かう5人の部員がとにかく可愛い♪ それぞれ好きなもの、描きたいもの、作りたいものがあって、その情熱とパワーが眩しい。 いいなぁ…キラキラしてるなぁ。 いろいろ助けてくれる野球...

面白かった! 校長が美術部を潰しにかかるというとんでもない中学校。 力を合わせて美術部存続の危機に立ち向かう5人の部員がとにかく可愛い♪ それぞれ好きなもの、描きたいもの、作りたいものがあって、その情熱とパワーが眩しい。 いいなぁ…キラキラしてるなぁ。 いろいろ助けてくれる野球部の黒田先輩も素敵。 この話は続編らしい。前作も読みたい。

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2011/12/03

「好き!」の一言。 今年は、好きになれる作品によく巡り会える。 初野晴『退出ゲーム』からのハルチカシリーズ。 『退出ゲーム』 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4043943717 『初恋ソムリエ』 http://bookl...

「好き!」の一言。 今年は、好きになれる作品によく巡り会える。 初野晴『退出ゲーム』からのハルチカシリーズ。 『退出ゲーム』 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4043943717 『初恋ソムリエ』 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4048739980 高橋由太『雷獣びりびり』シリーズ。 『大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり クロスケ、吸血鬼になる』 http://booklog.jp/users/kumabetti/archives/4198934312 そしてこの、花形みつる『根岸節子とゆかいな仲間たち アート少女』。 いずれも、気軽に読めて、にんまりと笑顔にさせてくれる、気持ちの良い作品たちなので、おすすめです。 --------------------------------------------------------------- 『根岸節子とゆかいな仲間たち アート少女』は、実は短編が先にあり、この本編は、いわゆる後日譚になるのだそうです。 そういえば、劇中で幾度となく語られた、「立てこもり事件」は、ああ、なるほど、別の短編で前日譚がありました、といわれると納得するなあ。 ……それを知ってりゃなあ……そっちから読むべきだった気もするんだけど……。 ↓このアンソロジーに、前日譚『アート少女』が収録されているそうです。 『Fragile―こわれもの (ピュアフル文庫)』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4861764777?ie=UTF8&tag=kumabetti-22&linkCode=shr&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4861764777 ま、いっか。近いうちに手に入れて読みます。 --------------------------------------------------------------- 登場人物の誰もが、すごく活き活きとしていて、非常に好感が持てる。 真面目でまともな人間が一人もいないけど。 それがいい。 あと、モディリアーニは、何度となく名前が出てくるので、その絵を印象に残しておいた方がいいです。 http://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A2%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B&hl=ja&prmd=imvns&source=lnms&tbm=isch&ei=F1rJTtqDH_GgmQWB770I&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=2&ved=0CB4Q_AUoAQ&biw=1672&bih=917 ああ、瓜実顔(うりざねがお)だ。 特別な事件も、ファンタジーも、奇跡も、SFも、別に何も起こりません。 ここには、ただの青春があるだけです。 最後まであきらめないやつの、ただしく、はないかもしれないけど、たのしい、青春が。 「好き!」な本に、出会えますよ。

Posted byブクログ