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ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって? の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/06/20

きっかけは、NHKのドキュメント72時間「大病院の小さなコンビニ」。 とても笑顔が素敵な産婦人科医、楽しいけど苦しいと、栄養ドリンク2本を一気飲みしていたのが印象的。 その後の番組で、絵本を出したと知り、検索したら絵本以外に こんな素敵な本も! きちんと子供と向き合うために、大人...

きっかけは、NHKのドキュメント72時間「大病院の小さなコンビニ」。 とても笑顔が素敵な産婦人科医、楽しいけど苦しいと、栄養ドリンク2本を一気飲みしていたのが印象的。 その後の番組で、絵本を出したと知り、検索したら絵本以外に こんな素敵な本も! きちんと子供と向き合うために、大人にも必要な本。

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2021/09/27

えんみちゃんの性教育に対する熱意が文章から伝わってきました。 今の教育の中では、性教育は教科書に載っている程度のことだけで細かく学ぶ機会はありません。 また、知識だけでなく性的同意など気持ち的な面についても10代の子の目線に合わせて教えていく必要性を感じました。 性の悩みを抱...

えんみちゃんの性教育に対する熱意が文章から伝わってきました。 今の教育の中では、性教育は教科書に載っている程度のことだけで細かく学ぶ機会はありません。 また、知識だけでなく性的同意など気持ち的な面についても10代の子の目線に合わせて教えていく必要性を感じました。 性の悩みを抱える学生、子どもをもつ親、教育者など多くの人にぜひ読んでほしい本です。

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2012/10/16

若い人のみならず、オトナも読めばいいと思う。 しっかりと性の知識をつけるのはホント大切なんですね。 男側からすれば、セックスやってなんぼだろっ!若いうちにやらなきゃバカにされるぜ!みたいな感じありますが、決してそんなことないっていうことをしっかりと考えないといけないデスネ。 ...

若い人のみならず、オトナも読めばいいと思う。 しっかりと性の知識をつけるのはホント大切なんですね。 男側からすれば、セックスやってなんぼだろっ!若いうちにやらなきゃバカにされるぜ!みたいな感じありますが、決してそんなことないっていうことをしっかりと考えないといけないデスネ。 絶対にそうだ。 もう、DQN的発想だめだ。ちゃんと、相手のことを考えて、しっかりと、セックスとか付き合うということ自体に望まなければいけないですね。 セックスやるなってことじゃなくて、ちゃんと相手のことを考えて、甘えとか、快楽のみの為にセックスするなんて、ダメだよ!みたいな。

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2011/11/13

友達とランチしてたら「私の友達で本出した子がいるんだ。」と言って紹介してくれた本。 その前日に、16歳で母になった女の子へ避妊の仕方を助言していた私にはドンピシャ共感できる内容でした。10代で妊娠・出産することが悪いことじゃない。ただ、セックスは安易に、知識がない状態ですることで...

友達とランチしてたら「私の友達で本出した子がいるんだ。」と言って紹介してくれた本。 その前日に、16歳で母になった女の子へ避妊の仕方を助言していた私にはドンピシャ共感できる内容でした。10代で妊娠・出産することが悪いことじゃない。ただ、セックスは安易に、知識がない状態ですることでは絶対ない。 街で10代のカップルを見て「ちゃんと避妊できてるかなぁ。」って心配になるのは私だけじゃないって思えた本。

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2011/09/03

知識を上から押しつける"教育"じゃなくて、いっしょに考えよう、仲間の視点で学び合おうという「ピアエデュケーション」を知って、著者のえんみちゃんは大学生の頃から、中学校や高校で話し続けてきた。「私自身が中高生のときに聴いておきたかった、きれいごとではない、本音と...

知識を上から押しつける"教育"じゃなくて、いっしょに考えよう、仲間の視点で学び合おうという「ピアエデュケーション」を知って、著者のえんみちゃんは大学生の頃から、中学校や高校で話し続けてきた。「私自身が中高生のときに聴いておきたかった、きれいごとではない、本音とリアルを語っている」というその活動を、学生生活の終わりに、一冊にまとめたのがこの本。 ピアエデュケーションとかピアサポートとか、そういうのが流行りになりつつあるけど、その多くは大人がつくった台本を大人の代わりに若者に読ませる、といったもの、ただ大人の代わりに知識を説明しているだけでは、ほんとの「ピア」じゃない、とこの本の監修者でもある岩室先生とのやりとりを経て、えんみちゃんは「自分の言葉で語る」ことを始める。 えんみちゃん自身が「寂しいからとりあえずセックスしてた」。寂しさを恋愛が埋めてくれていた、セックスは言葉のいらない楽なコミュニケーションだった、という。 ある学校では、「コンドームは100%安全ではない、だから中学生はセックスしてはいけない」と教えてくださいと頼まれた。えんみちゃんは考える。私も中学生にはセックスしてほしくないと思ってるけど、頑丈でつけるのも簡単で100%安全なコンドームがあったら中学生のセックスはOKなのか?そんな安全コンドームがあったとしても、私は中学生にセックスしてほしくない。 自分の経験もいろいろと思い出して考えるえんみちゃん。自分の失敗も含めて、中高生に伝えていく。 「妊娠して中絶するために、初めて産婦人科に来る女の子を  病院のなかで待ってるのでは手遅れだから、  私は社会にも出て行って。性のことや避妊のことを伝える産婦人科医になりたい」(p.135) エイズの啓発イベントにもかかわってきたえんみちゃん。「エイズは誰の問題だろう?」というのが大切だと書いている。 ▼HIVに感染している人だけが当事者なのではない。  セックスをする人、これからセックスをする人、つまり、私たちみんなが当事者なのだ。(p.180) "あっち側の、誰かの問題"ではないのだと、これは自分の問題なのだと、えんみちゃんの語りは伝えようとしてきた。その思いは、きっと届いてきたのだと思った。本の完成を急いだのか、惜しむらくは校正の甘さ。

Posted byブクログ