サッカーという名の戦争 の商品レビュー
通産官僚にならないと自分の好きなサッカーに関わる仕事(プロサッカーリーグの設立、W杯の日本開催、サッカーくじ)ができない、という思いから官僚になり、それを見ごとに成しえた人生が描かれている。ビジネスマンとしては最高の人生だと思う。何を目指すのか、そのためにはどんな方法があるか、他...
通産官僚にならないと自分の好きなサッカーに関わる仕事(プロサッカーリーグの設立、W杯の日本開催、サッカーくじ)ができない、という思いから官僚になり、それを見ごとに成しえた人生が描かれている。ビジネスマンとしては最高の人生だと思う。何を目指すのか、そのためにはどんな方法があるか、他チーム・他国はどうか、日程は、気候は、費用は、などなど。多くのことを考えて調整していかなくてはいけないなかで、共有できる目標・大義を説き、Win-Winの関係を構築し、成功に導く。もちろん「戦争」でもあるのだから、キレイごとばかりではない。試合の勝ち負けで一喜一憂しているだけでなく、その裏にはこういう方々の苦労があるのだ、ということを知ることができたのは見方が変わる。 また、勝っても負けてもその大会で次のリーグ、トーナメントに進めないような試合を「消化試合」と貶めて言うことがあるが、実はそれは次の大会のシード権などに大きく影響するのであり、どうなってもいい試合などでは決してない、というのは勉強になった。選手、協会は分かっているだろうから、メディアがそのことを正しく取り上げ、サポーター、国民の理解度を上げて品のある応援をしていきたいものだ。
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サッカーにおける交渉の話しは、当然面白い。 あの子供の頃に見た試合結果の裏には、こんなことがあったのかということがたくさん知れる。 このようにサッカーについてはもちろんだが、もっと広い意味でのスポーツとか世界の中で個人としてどのように渡り合ってきたかということが書かれている。 ...
サッカーにおける交渉の話しは、当然面白い。 あの子供の頃に見た試合結果の裏には、こんなことがあったのかということがたくさん知れる。 このようにサッカーについてはもちろんだが、もっと広い意味でのスポーツとか世界の中で個人としてどのように渡り合ってきたかということが書かれている。 また、サッカーに関することだけではなく、現代を生きる上でも普遍的なことを学べる。 サッカーという枠を飛び越えて、 サッカーを内包しつつ、 戦争や外交、文化や歴史、哲学や理念など様々なことを学び考えるきっかけとなる本。
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「サッカーという名の戦争」というよりは「サッカーにおける外交/交渉」って感じの本。親善(強化)試合のセッティングや各大会予選の形式の交渉などをやっていた著者の仕事がすごいわかります。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archi...
「サッカーという名の戦争」というよりは「サッカーにおける外交/交渉」って感じの本。親善(強化)試合のセッティングや各大会予選の形式の交渉などをやっていた著者の仕事がすごいわかります。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4544192.html
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日本代表が強くなった背景にマッチメイクという影の部分を担当する職員の役割が大きい。たとえW杯・五輪予選などで相手が決まっている際にも、ホーム&アウェイなのか、セントラルかダブルセントラルか、そして試合順は? 開催地は、これによって随分有利不利があるのは考えれば当然のことです。アテ...
日本代表が強くなった背景にマッチメイクという影の部分を担当する職員の役割が大きい。たとえW杯・五輪予選などで相手が決まっている際にも、ホーム&アウェイなのか、セントラルかダブルセントラルか、そして試合順は? 開催地は、これによって随分有利不利があるのは考えれば当然のことです。アテネ五輪へ向けた男女代表のマッチメイクなどは圧巻ですね。そして、イスラエルが欧州へ移ったことが、中東諸国のサッカー熱が高まったという歴史の紹介は本当に面白いですね。
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サッカーというものは選手や監督の努力だけではなく、その影で外交的な駆け引きがあって成り立っているということが分かった。裏で動いている方達のサッカーに対する熱意を感じたが、「それってフェアなの?」と思ってしまう部分もあり、なんだか夢を壊された気分。あと、自慢話をずっと聞かされている...
サッカーというものは選手や監督の努力だけではなく、その影で外交的な駆け引きがあって成り立っているということが分かった。裏で動いている方達のサッカーに対する熱意を感じたが、「それってフェアなの?」と思ってしまう部分もあり、なんだか夢を壊された気分。あと、自慢話をずっと聞かされているような気持ちになるのでなんだかなあ~ってなる。 サッカー愛好家には面白いんだろうな
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JFA元専務理事による、サッカー代表戦の運営の裏話。マッチメイクの話は興味深かった。内容盛り込みすぎて、やや散漫になってるところもあるのがすこうし残念。
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サッカーに関する仕事の本は沢山でてきているけど、 こういったサッカーの関わりを正直、はじめて知った。 とても興味深く、おもしろかった。 トレーナーの世界でも試合以外の所が戦いだったりするけど、 こだわりに限界はないなぁ。 もっともっと努力できる事が自分もあるな、と気づかされた。...
サッカーに関する仕事の本は沢山でてきているけど、 こういったサッカーの関わりを正直、はじめて知った。 とても興味深く、おもしろかった。 トレーナーの世界でも試合以外の所が戦いだったりするけど、 こだわりに限界はないなぁ。 もっともっと努力できる事が自分もあるな、と気づかされた。 これだからこそ、サッカーは世界なんだなあ。 スポーツで勝つ為には、 世界の事をもっとよく知らないと!
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サッカーのマッチメイキングに対する舞台裏がものすごくよくわかる本。 ここまで書いちゃって良いのかな?と思うくらいに書いてあってビックリ。 マッチメイクの結果が大きく寄与して、オリンピックもワールドカップもなでしこも勝つことが出来た、というのが印象深かった。(もちろん、選手・監督...
サッカーのマッチメイキングに対する舞台裏がものすごくよくわかる本。 ここまで書いちゃって良いのかな?と思うくらいに書いてあってビックリ。 マッチメイクの結果が大きく寄与して、オリンピックもワールドカップもなでしこも勝つことが出来た、というのが印象深かった。(もちろん、選手・監督・スタッフのがんばりもあったということは言うまでも無いですが) あと、スタジアムの芝を拡張する話とか非常に面白い。 サッカーを取り巻く環境もいろんな事が水面下で進化しているんだなぁ、と改めて感じたりした。 出来うればこの方にサッカー協会に残っていただき、審判能力の向上等に寄与して欲しかったなーとか思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ためになる本。 ……W杯や五輪、アジアカップ、ACLなどの裏側で繰り広げられる情報戦やフィールド外の闘いについて知ることで、代表チームを応援する熱が高まることは、間違いない。 ……スポーツビジネスという面以外で、国際政治にサッカーが深くかかわってくる場面があることに驚いた。 ……実は日本サッカーの成長に大きく貢献してきて、かつ協会を離れた今もその未来へ熱い情熱を注いでいる筆者に感動。 →彼のような人間が、今後の日本に再び現れてくれることを願う。 ……全体的に、筆者の“人脈の豊かさ”“自分が成し遂げた仕事”に対する自慢話的な匂いがしまくっていた点にのみ、やや鼻白んだが……。 2012.03.06.了。
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現在読んでいる最中ではあるが、サッカービジネスの裏側について知ることができる。 例えば、日本代表の試合がなぜ19時20分から始まっているのかなど平田教授がてこ入れをして改善された日本代表サッカーチームビジネスが綴られている。 サッカービジネスに興味がある人にはもってこいの本であり...
現在読んでいる最中ではあるが、サッカービジネスの裏側について知ることができる。 例えば、日本代表の試合がなぜ19時20分から始まっているのかなど平田教授がてこ入れをして改善された日本代表サッカーチームビジネスが綴られている。 サッカービジネスに興味がある人にはもってこいの本であり新たな将来の道が見えてくるであろう。
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