ドラゴンフライエフェクト の商品レビュー
ちょっと出遅れた感じだが、今更ながら読んでみた。 ネットは技術の進化で米国が圧倒的に先行しているのは間違いないが、その有効な利用という意味でも、日本は取り残されているのかなと思わされた。 そんな中で本書にCOOKPADが取り上げられているというのは、ある意味やはり凄いことなの...
ちょっと出遅れた感じだが、今更ながら読んでみた。 ネットは技術の進化で米国が圧倒的に先行しているのは間違いないが、その有効な利用という意味でも、日本は取り残されているのかなと思わされた。 そんな中で本書にCOOKPADが取り上げられているというのは、ある意味やはり凄いことなのかも知れない。 まだまだ日本も利用分野で世界をリードする余地はあるはずだと思うのだが。
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ソーシャルメディアの活用法とは? →キーとなるスキルは、焦点、注目、 魅了、行動 つまり、一つの目標に絞った上で、注目も集め感情に訴えることで行動を促す 焦点を絞るためには、人間的、実行可能、検証可能、明確、幸福 社会利益と経済的利益を同時に追求する
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ソーシャルネットワークの活用についての本。事例を紹介しつつそこで学べることを普遍的な要素として紹介。参考にはなります。 ・最近の実験では他人のためにお金を使う時の方が自分のためにお金を使う時よりもはるかに幸福感が高まるという結果が出ている。究極の幸福は人生の意義や自己犠牲や自分...
ソーシャルネットワークの活用についての本。事例を紹介しつつそこで学べることを普遍的な要素として紹介。参考にはなります。 ・最近の実験では他人のためにお金を使う時の方が自分のためにお金を使う時よりもはるかに幸福感が高まるという結果が出ている。究極の幸福は人生の意義や自己犠牲や自分の成長などを大切にしながら、積極的に生きる時に結果としてもたらされるもの。 ・デザイン思考で重視されるのは、人間を中心に据えた発想、仮説検証、頻繁かつ迅速なプロトタイプの作成 ・ドラゴンフライモデルとは → 焦点+GET 焦点 具体的かつ計測可能なもひとつの目標に的を絞る 注目 相手の目に留まるように工夫。(Grab attention) 魅了 個人的なつながりを築けるよう共感を示したり体験談を語るなど高い次元の感情に訴える(engage) 行動 相手が行動を起こさせるよう必要な示唆をする(take action) ・焦点を絞るためのデザイン原則HATCH 人間的(humanisntic)まず相手をしること。推測で急いで計画を立てない 実行可能(actionable)長期的な大目標達成のため、短期的な小目標を設ける 検証可能(testable)実効の前に進捗状況を把握し、行動の指針にするための基準を決める。期限と達成時のiwaiも大事 明確(clarity)目標を明確にする。実現確立が高まり、勢いが生まれる 幸福(hapiness)自分にとっても相手にとっても意義の感じられる目標を掲げる ・注意を惹くための四つのデザイン原則 私的さ。私的な関心を抱いてもらおう 意外性。相手の好奇心を刺激し、気を引こう 視覚。語らずにみせよう。アイデアと視覚的なイメージを組み合わせよう 感覚。視覚の他聴覚や嗅覚や味覚に訴えるのも有効。 ・相手を動かすための簡単な方法 要求を小さく、具体的にする。 見本付きのツール一式を与える。 過去の協力者の経験を生かせるよう成功例を蓄積し、伝える 再利用を促す。真似は最高の経緯の表し方。
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ソーシャルメディアを「焦点」「注目」「魅了」「行動」の4つのポイントを抑えて駆使し、社会貢献を成し遂げようという内容。これからソーシャルメディアを使ってPRを考えている人には参考にるのでは。
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久々に興味深く読んだ一冊。 「焦点を絞る、注意を引く、魅力する、行動を起こさせる」という4つのセンテンスを考えソーシャルメディアをうまく使う方法を展開。 また、事例を要所に挟み分かりやすい。
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タイトルがかっこいい一冊。トンボ効果ということらしい。 帯にもある通り、その意味は、トンボの羽よろしく、4つの羽の動きが揃ってはじめて、うまくいく。ちなみに4つとは、焦点を一つに絞る事、注目をうまく集める事、魅了する事、それから行動する事である。続きはブログ→http://hid...
タイトルがかっこいい一冊。トンボ効果ということらしい。 帯にもある通り、その意味は、トンボの羽よろしく、4つの羽の動きが揃ってはじめて、うまくいく。ちなみに4つとは、焦点を一つに絞る事、注目をうまく集める事、魅了する事、それから行動する事である。続きはブログ→http://hiderot.blogspot.jp/2012/05/2011-44-wiki.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ソーシャルマーケティング系のものの見方として新しい一冊。 こういう系統の本は、結局根っこは同じで切り方がオリジナルなわけだけれど、この本は分かりやすくこじつけがましくなく、共感を持って読むことが出来た。 ドラゴンフライはとんぼのことであるが、とんぼが飛ぶためには4枚の羽をうまく利用している、ということを、ソーシャルコミュニケーションの成功と、そのために必要不可欠な4つの要素にたとえている。 焦点、注目、魅了、行動の4つの中で、個人的に一番重要かなと感じたのは焦点。 当然ながら目的と目標がない仕事は無意味だし楽しくないし、それは誰にも届かないと思うから。 もう一点、ソーシャルの成功と発展にはテクノロジーといかに付き合うか、これを忘れてはいけないなと最近感じる。 その視点でも納得できる一冊だった。 この本でもたくさんの事例が出てくる。 白血病のドナー探しなど、エモーショナルな事例が多い。 個人的に、単に商売のためならソーシャルを取り入れることはコストであると思っているので、本当に誰かを幸せに出来るという信念があってこそ、最大級のパワーを発揮するんだろうなと感じた。 小難しいことは言っておらず、訳も自然でストーリーがあるからかなり読みやすい。 これを使うかどうかは置いておいても、読んで損はない一冊。
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SNSに関することのみでなく、広告などに応用可能。 実例などが載っていて広告について学ぶためでなくても読んでいて面白い。 ただし、文章はいかにも英文を訳したなと言う感じ。 縦書きになっているけれど、横書きの本を読んだような気分。
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『ドラゴンフライ・エフェクト』とはソーシャルメディアを使って、個人や企業(営利・非営利を問わず)が社会的にインパクトのある目標を達成するためのものです。戦略的にこういうものを使っていきたい方はぜひ。 自分もソーシャルメディアの恩恵を少なからず受けている身で、それがきっかけとい...
『ドラゴンフライ・エフェクト』とはソーシャルメディアを使って、個人や企業(営利・非営利を問わず)が社会的にインパクトのある目標を達成するためのものです。戦略的にこういうものを使っていきたい方はぜひ。 自分もソーシャルメディアの恩恵を少なからず受けている身で、それがきっかけといえばきっかけでこの本を読み始めました。書かれていることは以下にソーシャルメディアを駆使して自分の目的を達成するというやり方、具体的に言うと『焦点』『注目』『行動』『魅了』こ4つをドラゴンフライ(トンボ)の羽に見立ててさまざまな具体例を引き合いに出しつつ、その効果や、私たち自身がいかにしてソーシャルメディアを使っていくか?そのヒントを与えてくれるものでした。 印象に残っているのはアメリカのとあるベンチャー企業の社長が白血病にかかり、そのドナーを探すことがソーシャルメディアによって、大きなムーブメントとなった、という話や、オバマ大統領が大統領選の際にYoutubeやTwitterのみならず、LinkedinやFacebookはおろかまだ日本には上陸していないようなSNSを駆使して選挙戦を戦い抜いた、という話などが紹介されておりました。各章の末尾のほうにはそれまでのことを箇条書きにした『まとめ』やフォローチャートが刑されており、章全体の内容を振り返るためにも非常に参考になるものでありました。 このほかにも、個人や会社のPRにかかわらず、社会的にインパクトを与えるような手法や戦略についても記されてあったり、ビジネスモデルに社会利益を組み込むことで売り上げを伸ばし、社会的な貢献を果たせるということを具体例を示すことによって、『社会貢献とお金儲けは両立しない』という考えが誤ったものであるということを気付かせてもくれました。今後、私たちの生活にますます欠かせないものとして普及していくであろうソーシャルメディアをいかに使いこなしていくか、という課題に答えてくれる本として何度となく読み返してみたい一冊でありました。
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2012 3/3パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 図書館の新着棚で見かけてなんとなくタイトルにひかれ手にとった本。 なんとなくバタフライ・エフェクトと関係してそうなタイトルだけど全然そんなことはなかった。 行動心理学や人はどういうときに幸せを感じるかに...
2012 3/3パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 図書館の新着棚で見かけてなんとなくタイトルにひかれ手にとった本。 なんとなくバタフライ・エフェクトと関係してそうなタイトルだけど全然そんなことはなかった。 行動心理学や人はどういうときに幸せを感じるかについての研究成果、および豊富な事例に基づくソーシャルメディアの活用指南。 トンボの4枚の羽を ・「焦点」(具体的かつ計測可能なひとつの目標) ・「注目」(相手の目に留まる工夫) ・「魅了」(高い次元の感情に訴える) ・「行動」(相手が行動するのに必要な支援) にあて、トンボは4枚の羽が調和し動かないと飛べないことから、これら4つがいずれもうまく回っていることの重要性と、個々の具体的な中身について論じていく。 ・・・んだけど、個人的には、幸せに関する研究成果の方が面白かった(具体例は引用)。
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