変見自在 スーチー女史は善人か の商品レビュー
2011/9/10 前作に続き、気持ちいいまでの乱暴ぶりです。もちろん、気分悪くする人も多いと思いますが、なら読まなければいいわけで。でも、ここまで実名あげて喧嘩売られているですから、買って出る人いないんですかね。やしきたかじんのここまで言って委員会にぜひ呼んであげてほしいけど、...
2011/9/10 前作に続き、気持ちいいまでの乱暴ぶりです。もちろん、気分悪くする人も多いと思いますが、なら読まなければいいわけで。でも、ここまで実名あげて喧嘩売られているですから、買って出る人いないんですかね。やしきたかじんのここまで言って委員会にぜひ呼んであげてほしいけど、過激すぎて呼べないか、さすがに。
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元新聞記者の書いたもののようだし、スーチーさんを政治的に別な面からとらえて善人かどうかというのを書いているのかなと思ったのだが・・・予想外に感情的な本でびっくり。著者は有名な人なのだろうか・・・時事的な事柄を書いたエッセイなのだが、偏り方がすごい。朝日は何があっても大嫌いなようだ...
元新聞記者の書いたもののようだし、スーチーさんを政治的に別な面からとらえて善人かどうかというのを書いているのかなと思ったのだが・・・予想外に感情的な本でびっくり。著者は有名な人なのだろうか・・・時事的な事柄を書いたエッセイなのだが、偏り方がすごい。朝日は何があっても大嫌いなようだし、中国は「支邦」なのである。(私が朝日を支持しているという訳でもないし、問題がなくはないと思うが、そこまで敵視しなくても・・・)とにかく愛国的であり、日本を悪く言うものは許さない姿勢がすごい・・・いや、この人は全部、日本の敵か味方かにすべてを塗り分けて、物事を判断するのね。行きすぎた発言にあきれるものの、確かに絶対に朝日新聞は公開しないだろう事柄や、公平なジャーナリストならば、あえて言わないだろう事柄をとりあげていて、そういう見方もできるのか、こうねじまげて取るのか、と知ることができるのは、よかったか。しかし、西原理恵子が、世界のニュースって結局、女の喧嘩と一緒で、かたっぽの言い分だけ聞いてても、都合のいいことしか言わないから、実際に自分の目で見ないとわからない。というようなことをどこかで書いていたのだが、そのとおりだと思う。いろんな見方や捉え方があって、こっちが正しくてこっちが間違ってるってくっきり白黒つけられる事柄の方が少ないのだ。ニュースを鵜呑みにしないで、自分なりの判断ができるようなリテラシーを身につけたいものだ。
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こういう本「も」もっとあっていいと思う。片一方の情報だけじゃ、全うな世論が形成されないもんね。よくまぁここまではっきり物が言えるものだと感心しました。
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高山氏の著作は前回読んで、歯切れのよさに快感を覚えたのでもう一冊読んでみた。 今回は、あまりにも批判というより非難する言説がキツすぎて、気持ち的についていかなかった。 この人の作品を必要としている人はこれぐらいを望んでいるのかもしれないが。せめて、批判だけではなく、何らかの前向...
高山氏の著作は前回読んで、歯切れのよさに快感を覚えたのでもう一冊読んでみた。 今回は、あまりにも批判というより非難する言説がキツすぎて、気持ち的についていかなかった。 この人の作品を必要としている人はこれぐらいを望んでいるのかもしれないが。せめて、批判だけではなく、何らかの前向きな言葉(肯定するものでなくて良いが)が同時にほしかった。 私には次は無さそうです。
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