40代からのスターティングノート の商品レビュー

関眞次【著】

2015/06/22

●人生シナリオに必要な７つのＦ
Finale 人生の目標、仮のゴール
Family　配偶者、子ども、両親、親族
Field　活動の場、何をしたいか？
Faculty　能力、技術、何ができるか？
Finance　財産、お金、生活必要資金
Friends　友人、知人、誰が本当の友だちか？
Fight　元気、ヤル気、心と体の健康
Forget　会社時代の地位、価値観をいったん忘れてみる

●セカンドライフのシナリオづくりは、まだ経験したことのない「未来」への仮の地図となる。地図があれば、セカンドライフをより充実して過ごすことができるはずである。ゴールの設定や道筋のつくり方は百人百様だろう。これが正解！というものは一つもない。どのように決めようとまったく自由だ。それを評価できるのは自分自身だけであり、あくまでも「自分の満足」がたった１つのモノサシとなる。人生シナリオは「オンリーワン」のものなのである。

●人生シナリオを描くためのラフデッサン
□増えると思うもの
体力
健康
やる気
生きがい
友人数
配偶者への愛情
家族への愛情
配偶者との時間
家族との時間

□減ると思うもの
収入
預金
肩書
社会的評価
ストレス
友人たちの評価

□変わらないと思うもの
配偶者の評価
家族の評価
友人との時間

●夫婦の価値観を見直して考えてみる
最も重要なことは、配偶者との人生観、価値観の相性である。組織社会を離れると、最も接点が多いのは配偶者。夫婦が、必ずしも同じ方向を向いている必要はないが、どこかに接点がない限り、人生シナリオのパートナーとすることはできない。

2013/05/27

エンディングノートが最近話題になっているが、スターティングノートというものが、それ程出回っていないことから、作られた本。この世の一番の再生エネルギーは太陽でも風力でもなく「人間力」であり、人生シナリオに必要なFはFinale,Family,Field,Faculty,Finance,Friend,Fight、とのこと。

2012/03/10

僕の前に現れた老紳士は“14年後のボク”と名乗り、20年計画書を描くことを促した。希望もなく日々仕事に追われる主人公が未来の自分から7つの課題を与えられ、人生で一番大切なものを発見し成長する物語。

・まずは「人生のゴール」をイメージしてみる
・夫婦の価値観を見直してみる
・「やりたいこと」「できること」を棚卸ししてみる
・いくらあればよいか？　２０年計画を立ててみる
・友人・知人マップをつくってみる
・夢を持つ事、過去を忘れる事
・思い立ったときがスタートするときなんだ

さっそく作成してみよう。

2012/01/31

期待していたようなノウハウ本ではなく、半分小説、それも全体のトーンに必要なのか？？と思うような中途半端な書き味。
はっきりいって期待はずれでした。
このテーマなら自己啓発本でもっといいものがたくさんあります。
発想はよかったが内容が貧相、というのが印象です。