謝罪代行社(下) の商品レビュー
謝罪代行社というユニークな題名にひかれて購入。 もう少し謝罪代行という職業について掘り下げて欲しかった印象。
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うーん。 面白かったのかな、多分。 早く続きが読みたい!と思いながら最後までサクサク進んだから。 結局最後が気に入らなかったのかな。 上巻のレビューで書いたことは間違いじゃなかった。 この小説のタイトルが、これであった理由が、作中で明確になれば、絶対に面白い、と。 では、ど...
うーん。 面白かったのかな、多分。 早く続きが読みたい!と思いながら最後までサクサク進んだから。 結局最後が気に入らなかったのかな。 上巻のレビューで書いたことは間違いじゃなかった。 この小説のタイトルが、これであった理由が、作中で明確になれば、絶対に面白い、と。 では、どう書いてあれば納得できるかを考えながら読んだ。 結果、『謝罪とは、こういうものだ』と重く、蘊蓄踏まえて書いてあればいいな、と。 流れとしては、結局ビンゴだった訳だけど、その内容は、想像してたよりも軽かった。むしろペラい。 読者の想像の範囲でオチをつけることは、非常に大切で、でも、その範囲内で大きく裏切って欲しかった。 だから結局『普通じゃん』で終わった。 たまたま別の事件が重なってるけど、その『たまたま』も、もっと意味のあるたまたまであって欲しかった。なんかチランパランした感じが拭い去れなかった。
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愛と許しと罰を与える。それは神の役割なのか人間の役割なのか。 寄り添うようにひっそりと生きる彼らにとっては、神はあまりにも遠かった。だから人間の力で愛を与え、許しを与え、罰を与える必要があったのだろう。 だが人間は神と違って、調和のとれた予定としてそれらを与えることができない。彼...
愛と許しと罰を与える。それは神の役割なのか人間の役割なのか。 寄り添うようにひっそりと生きる彼らにとっては、神はあまりにも遠かった。だから人間の力で愛を与え、許しを与え、罰を与える必要があったのだろう。 だが人間は神と違って、調和のとれた予定としてそれらを与えることができない。彼らの思いは複雑に絡み合って、予定されていなかった破綻を迎える。 という重厚なお話でありながら、一方でスリリングなサイコサスペンスでもある。 素晴らしい。
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「BOOK」データベースより 現場に着いたクリスが電話をすると、依頼人は死体に謝罪し、それを録音して送れと告げた。死体を始末するよう指示もしていた。拒否はできなかった。家族に危害を加えられるからだ。こうして彼らは殺人事件に巻き込まれ、さらに不可解な事件が起きる。そして、彼らを悲劇...
「BOOK」データベースより 現場に着いたクリスが電話をすると、依頼人は死体に謝罪し、それを録音して送れと告げた。死体を始末するよう指示もしていた。拒否はできなかった。家族に危害を加えられるからだ。こうして彼らは殺人事件に巻き込まれ、さらに不可解な事件が起きる。そして、彼らを悲劇が襲う!ひたすら車を走らせる「わたし」とは誰か?女性を殺した「おまえ」の正体は?謎めいた行動をする「彼」とは?技巧を凝らした驚愕のミステリ。
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