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電力危機 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2021/08/08

日経新聞の書評で紹介されていたので読んでみたが正直期待外れだ。 内容薄っ! 原子力比率と再エネ比率のシュミレーションは発電電力(kW)が書かれていないのでイメージがわかなかった。 ありがちだが改めて普及させてほしいと思った考え方としては節電なり省エネで我慢しなくても回避できること...

日経新聞の書評で紹介されていたので読んでみたが正直期待外れだ。 内容薄っ! 原子力比率と再エネ比率のシュミレーションは発電電力(kW)が書かれていないのでイメージがわかなかった。 ありがちだが改めて普及させてほしいと思った考え方としては節電なり省エネで我慢しなくても回避できることが結構あるんじゃないかってこと。 例えばご飯を電気炊飯器ではなくガスで炊けば節電だけでなく美味しいという付加価値(もっともご飯としては美味しいのが本来の価値だが)まで付いてくるではないか! そういう事例が特に家庭用需要には多くビジネスチャンスがあるのではないか、というようなことを考えていたことを思い出した。

Posted byブクログ

2013/02/05

原発停止→新エネルギーに移行なんて出来やしない、電力需要量に追従する形で供給するシステムにしろということ。そして徐々にエネルギー割合をクリーンエネルギーにシフトしていければ良い。この辺の知識無くして原発反対唱えている人に読ませたい一冊。

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2011/10/09

節電の入門書。 なぜ、節電が必要なのか、どうすればいいのか、など。 原発派でも脱原発派でもなく、中立的な立場であったので信頼して読めた。やや内容は薄い。

Posted byブクログ

2011/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 エネルギーに関する新書ということで読んでみたが、主観と客観を織り交ぜながら、ハウツーを押しつけるような本に思えた。  夏は終わるが、冬に向かって節電対策を考える方は、pp. 115-116から読むと手っとり早く、節電ノウハウがわかるだろう。

Posted byブクログ

2011/09/10

昨日(2011年9月9日)より、日本全地域において電力制限が解除されたということですが、地震が起きてから全国の発電所の発電能力がアップするまでは電力危機が叫ばれていたのは記憶に新しいことです。 この本は今年6月に出版されたものですが、まさにそのことは突然起こるかもしれない停電に...

昨日(2011年9月9日)より、日本全地域において電力制限が解除されたということですが、地震が起きてから全国の発電所の発電能力がアップするまでは電力危機が叫ばれていたのは記憶に新しいことです。 この本は今年6月に出版されたものですが、まさにそのことは突然起こるかもしれない停電に備えて、産業界と家庭において、真剣に節電を心がけていたと思います。 私の知る限り、電力使用ピークを抑えるために、工場のシフトを変更(休みを平日にずらす、昼間から夜間へ勤務体制変更)をしたのは初めてのことでした。 この本では、電力危機を乗り越えるために、小手先の方法だけではなく、未来に向けてどのような取り組みをすべきかについてまで論じています。 喉元過ぎれば何とやらとならないように、今回の教訓を生かして、日本がさらにエネルギーを効率的に使う国になって欲しいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・夏の電力需要が高まるのは、7月から9月の平日、午前9時から午後8時(特に2時)、夏の暑い日のピーク値は平均ピーク値の1.5倍(p27) ・東京、東北電力が50ヘルツに対して、中部・関西電力が60ヘルツなのは、関東地方は当初直流を用いていた後に交流送電にして、ドイツのAEG製発電機(50Hz)を導入、関西は以前から交流送電でアメリカのGE製発電機(60Hz)を用いたから(p34) ・国内にある周波数変換施設は、3施設の合計120万kwであり、それを超える電力は、関西から関東地方へ送ることはできない(p35) ・東京電力が供給できる電力量は「5380万kw」である、猛暑であった2010年は、それを超えた日が合計30日間あったが、土日は一日もなかった、産業の生産部門が稼働していなかったから(p37、39) ・エアコンの使い方がポイントになるが、効果があるのは「1時間つけたら30分から1時間とめる」こと(p53) ・電化製品において買い替えが効果的なのは、LED電球、白熱電球60WがLED電球なら7-8W相当に低くなる一方で、寿命が10~40倍になる(p65) ・1755年におきたリスボン大地震は、周辺の工場が壊滅したことでインフレがおきてGDPの半分が失われて徐々に衰退した(p94) ・電気事業法27条に基づく使用制限の内容は、東京電力管内では、2011年7月1日から9月22日、東北電力は9月9日まで、午前9時から午後8時までであった(p100) ・冬期の電力ピークは夏とは異なり、朝と夕方(午前10時前後、午後6~8時)となるが、冬のピーク電力は夏比較で2割程度低(p115) ・火力発電は、化石燃料を燃やして熱エネルギーを得て、これにより水を沸かして蒸気の力で蒸気タービンを回転させて電気を起こす、原子力発電は、ウランを核分裂させて熱エネルギーを得る、どうやって蒸気を得るかが異なる(p131) ・地熱は安定的な電気が得られて規模も大きくできるが、発電効率を低いのが課題(p141) ・太陽光発電は、電力の安定供給のため、電気エネルギーを別の形で貯めておく「蓄電池」が必要になる(p151) ・日本の年間事故停電時間が、1軒あたり19分であるのに対して、米国でさえ97分(2006年実績)、この理由は日本が地域ごとに電力会社が独占している、発電地と消費地が近い等がある(p172) ・植物病にかかっている土地を健全にすれば、農業従事者一人あたり0.35haが有効利用可能で日本全国では100万haとなり、これを60歳以上の高齢者5%(180万人)でわけると、一人当たり0.56haが使えて収入は年間86万円となる(p198) 2011年9月10日作成

Posted byブクログ

2011/06/29

【読みたいと思った理由】 D21の干場社長が本書を紹介するブログで、1755年リスボン地震後にインフレが起きたことをきっかけに国力が衰退していったと書いてあるのが気になったから。 http://d21blog.jp/discover/2011/06/post-21e3.html

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