たのしい理科の小話事典 中学校編 の商品レビュー
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理科という科目が、自然や生活の中にあるものなんだと 今まで認識していなかった。 へぇ~そうなんだ、えっそうだったの!? と思うこと満載な本。 生物の項目は、 「タンポポはどうやって増えるの?」 「遺伝子って、どんなもの?」とか 化学の項目は、 「1円玉は何個の原子からできているの? 「マイナスイオンって何?」とかとか 地学の項目は、 「坂が急になれば断層」 「将来地球は太陽にのみこまれるって本当?」とかとかとか 物理の項目は、 「アーチ構造はなぜ強い」 「電波、紫外線、赤外線も光のなかまなの?」とかとかとかとか どれも興味深い話ばかりですが マイナスイオンの話は特に興味深い。 この本に限らず、科学者の人はマイナスイオンは 正体不明のものだって言ってます。 科学的根拠はないそうですよ。 pHの意味とか、アルカリイオン水の話も とても気になる話です。 一番心に残っているのは、 地学の項目に載っている「循環型社会とはー」の話。 ―廃棄物が出るのはあたりまえ、廃棄物の処理をどうするか という発想を続ける限り、地球環境の問題は解決しません。 私たち人類はかけがいのない地球への負荷をできる限り減らし、 持続的に発展する循環型社会の実現をめざす必要があるのです―
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