Sunny(1) の商品レビュー
大洋ワールド!! 児童養護施設 悲しいくらい純粋な子供達が集まる場所。 息苦しい。 虐待されたって、親のコトは好きなんだ。 私は…違ったけどな。
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はじめから面白いとわかっているものを、今更、面白いと紹介する必要はないのですが、花を綺麗だと思わない人も、人の親切をうっとうしいと思う人もいるものですから(もちろん、私です)、そのような輩はまた、人気があるというだけで作品も読まずにケチをつけたがるものだから(反省しています)、口...
はじめから面白いとわかっているものを、今更、面白いと紹介する必要はないのですが、花を綺麗だと思わない人も、人の親切をうっとうしいと思う人もいるものですから(もちろん、私です)、そのような輩はまた、人気があるというだけで作品も読まずにケチをつけたがるものだから(反省しています)、口をすっぱくして言います。 この本はおもしろいですよ。
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施設に預けられた子供たちのお話。 現在の環境を受けいられられない子供の葛藤や、自分を見て欲しい、そんな主張を繰り返すやつ、様々いる。 方言が相まって時々暖かい空気が苦しく感じた。自分の当たり前の幸せと合わせて読んで欲しい
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哀れんでいるつもりはありません。 でも、悲しいわけじゃない。 切なかったり、 嬉しかったり、 そんな様々な感情が絡まりあうんですが、 僕の手の中には何も残りません。 強いて言えば、 あるのは日常・・・
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松本大洋さん大好き!この世界観最高です。他の漫画家さんとはちょっと異質な絵の感じとかも堪らないです。 今作では子どもたちの強さと切なさを感じました。この内容をデビューからあたためていたのかと思うと、どこまでもついていきたくなりました。
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地味かなと思って手を出していませんでしたが、気まぐれで読んでみたらなんてこたぁない。松本大洋はやっぱり松本大洋。とても面白かったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔、養護施設のお手伝いをしていたことがある。 多くの子供たちは心に大きな傷を抱えている。 暴力的であったり、協調性がなかったりする子供たちの心の片隅には、 無意識ながらにも親に「捨てられた」という意識があったのかもしれない。 松本大洋が描くのは等身大の子供たち。 あるものは強がり、あるものは弱さを曝け出す。 逃れることの出来ぬ運命の中で、親に愛されたいと願う子供たち。 そしてそれを暖かく見守る施設の人々。 驚くほど剥き出しで鋭利な表現だけど、どこか暖かい。 ひどい喧嘩したあと、友人とどぎまぎしながらも仲直りした時に感じる あの暖かさ。胸の中にじわっと広がるあの温もり。 そんな漫画だった。
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養護ハウス「星の子学園」を舞台に 様々な事情で親と離れて暮らす子ども達の姿を描いたお話。 登場人物がみんな生きていて、ひとりひとりがみんな主役。 松本大洋の作品は、子どもがきちんと子どもの言葉を話しているところがすきです。 赤ちゃんの喃語てこんなだよね、とか ふとした瞬間に子...
養護ハウス「星の子学園」を舞台に 様々な事情で親と離れて暮らす子ども達の姿を描いたお話。 登場人物がみんな生きていて、ひとりひとりがみんな主役。 松本大洋の作品は、子どもがきちんと子どもの言葉を話しているところがすきです。 赤ちゃんの喃語てこんなだよね、とか ふとした瞬間に子どもの唇からコロリと転がるカラフルな言葉とか 当たり前に傷ついている柔らかい心とか そういうものをひょいと差し出して見せてくれるのが堪らない。
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【レビュー】親に捨てられた子供達。それでも生きていくために、必死に、切実に、自分の居場所の欠片をひとつひとつ見つけていく。苦しみながら、いろんな回り道をして。 コマのひとつひとつ、それぞれが作品になっているかのように絵画的で、素晴らしい。
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感想*鉄コン筋クリートのヒノの。家庭の事情で施設に入った子供たちの日常。「おかあさんに会いたいけど会ったら別れるのが怖くて、会うこと自体が怖くなってくるんだ。会いたいけど会いたくないってナゾナゾみたいだね」っていうセリフが印象的。こどもの繊細な機微を絶妙な間と空気感で綴っています...
感想*鉄コン筋クリートのヒノの。家庭の事情で施設に入った子供たちの日常。「おかあさんに会いたいけど会ったら別れるのが怖くて、会うこと自体が怖くなってくるんだ。会いたいけど会いたくないってナゾナゾみたいだね」っていうセリフが印象的。こどもの繊細な機微を絶妙な間と空気感で綴っています。登場人物は年相応のこどもらしい明るさを持っていて、その明るさが設定のせつなさを浮き彫りにしている漫画。良いです!
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