1,800円以上の注文で送料無料

「原発」国民投票 の商品レビュー

4.2

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/12/29

著者は巻町の住民投票でよく取材した人物であり、その経験なども生かして原発の国民投票を提唱する。イギリスEU問題以前の著書なので国民投票には肯定的な論調。たしかに必要かなと思わせてくれる。巻町の本も読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2016/03/16

1952年生 市民グループみんなで決めよう「原発」国民投票代表 今井一氏の書いた とても分り易い国民投票についての本。 2007年5月に国民投票法が成立公布している今、「原発」「憲法改正」など大きな問題があるわけだから読んでおいて損はない。 特に若い方々に是非とも読んでもらいたい...

1952年生 市民グループみんなで決めよう「原発」国民投票代表 今井一氏の書いた とても分り易い国民投票についての本。 2007年5月に国民投票法が成立公布している今、「原発」「憲法改正」など大きな問題があるわけだから読んでおいて損はない。 特に若い方々に是非とも読んでもらいたいと思う。 後半は具体的に原発賛否両者の文言を並べていることも、様々な意見を知り考えを深める橋渡しになりとても参考になりました。

Posted byブクログ

2014/10/04

[ 内容 ] 原子力発電所をどうするのかは、日本国民のみならず人類の行方をも左右する重大な事案。 その選択は、議員や官僚に委ねることなく主権者である私たち国民が行なうべきだ。 そのためには、国民投票を実施するのが最良である。 徹底した情報公開を進めて議論を重ね、主権者自身が賢明な...

[ 内容 ] 原子力発電所をどうするのかは、日本国民のみならず人類の行方をも左右する重大な事案。 その選択は、議員や官僚に委ねることなく主権者である私たち国民が行なうべきだ。 そのためには、国民投票を実施するのが最良である。 徹底した情報公開を進めて議論を重ね、主権者自身が賢明な選択・決定をするように求めるのである。 欧州で実施された原発に関する国民投票、そして日本の住民投標の例も報告しながら、その仕組みと意義を分かりやすく提示。 原発に対する賛否両者の代表的な考え方も紹介する。 [ 目次 ] 第1章 国民投票とは何か(住民投票の全国版;国民投票の基本形;日本で国民投票が行われない理由;個別政策に対する意思表示が可能;最終決定権を、議会から主権者・国民に移す) 第2章 諸外国で実施された「原発」国民投票(スウェーデン―原子力政策の選択(一九八〇年) スイス―原子力政策の選択(一九九〇年、二〇〇三年) イタリア―原子力政策の選択(一九八七年、二〇一一年)) 第3章 日本で実施された「原発」住民投票(新潟県巻町―原発設置のための町有地売却の是非を問う(一九九六年) 新潟県刈羽村―東京電力プルサーマル導入の是非を問う(二〇〇一年) 三重県海山町―原発推進派が仕掛けた住民投票(二〇〇一年)) 第4章 日本でも「原発」国民投票を実施しよう(民主党は国民投票活用の法案を出していた;「原発」国民投票の実現は不可能ではない) 第5章 賛否両派の主張(三・一一の事故前の発言;三・一一の事故後の発言) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2012/01/22

日本のみならず世界の住民投票(国民投票)の動きを追うジャーナリストの新著。 「原発」を取り巻くいくつかのタイプの言論・主張をレビューし、市民として考え、その意思を示す主権者の権利と義務として、住民投票実施を強く呼びかける。 「なぜ住民投票が適切なのか」を平易に解いてくれる。 個人...

日本のみならず世界の住民投票(国民投票)の動きを追うジャーナリストの新著。 「原発」を取り巻くいくつかのタイプの言論・主張をレビューし、市民として考え、その意思を示す主権者の権利と義務として、住民投票実施を強く呼びかける。 「なぜ住民投票が適切なのか」を平易に解いてくれる。 個人的には最後に引用されている言論人の言葉が印象的だった。 私は大の苦手だが西尾幹二氏の 「いかなる人の故郷も奪われてはならない」だから原発には反対だと。心の中で思わず拍手してしまった。 また高橋哲哉氏は、原発が構造的に誰かの犠牲の上に成り立っていること自体をやめなければならないと言明している点に引きつけられる。発展や経済や停電といったことに問題を矮小化したらあかんのだ。

Posted byブクログ

2011/11/20

著者はいろいろな住民投票・国民投票の取材・執筆をしていますが、過去の出版ではあまり反応がなかったといいます。 日本で行われた住民投票にも、反対派・推進派それぞれがしかけたものがあること、公選法に縛られないために起こる出来事など、正直言ってこれまでまるで気にしていなかった「住民投票...

著者はいろいろな住民投票・国民投票の取材・執筆をしていますが、過去の出版ではあまり反応がなかったといいます。 日本で行われた住民投票にも、反対派・推進派それぞれがしかけたものがあること、公選法に縛られないために起こる出来事など、正直言ってこれまでまるで気にしていなかった「住民投票・国民投票」のことが、少し理解できました。安保も消費税も、そういう要素であるにもかかわらず、原発だとくいつく自分を含め、衆愚の危険を帯びた行為ではありますが、そういう気持ちに対しては「安易に投票用紙を手に取るな」と警告もしています。 実施されるとなると、「お金のある側」から、さまざまな絡め手が行われるでしょう。本書では意思決定の参考にと、推進派・反対派それぞれの発言を抜粋し掲載しています。なかでも勝間和代の「擁護」と「詫び状」は、まさに衆愚を想像させる恐ろしい事例です。

Posted byブクログ

2011/11/23

http://kokumintohyo.com/ 「みんなで決めよう「原発」国民投票」市民グループ ダライ・ラマ14世は今の世界は倫理と道徳が欠けていると言った。社会を構成しているシステムが良心を失わせるしくみになっているのだと。それを変えるためには、小さくても行動を起こすこと...

http://kokumintohyo.com/ 「みんなで決めよう「原発」国民投票」市民グループ ダライ・ラマ14世は今の世界は倫理と道徳が欠けていると言った。社会を構成しているシステムが良心を失わせるしくみになっているのだと。それを変えるためには、小さくても行動を起こすことが必要だ。国民投票はその手段になる。 2011/11/23 過去は現在に繋がり、現在は未來のためにある。未來に責任を持つための手段の一つが国民投票だ。 さすが、ジャーナリストの文章は簡潔で分かりやすい。 田原総一朗 『Voice』2011年5月号 小出裕章 『アエラ』臨時増刊 2011年4月10日号 柳澤桂子 『世界』2011年6月号 澤田哲生 『SPA!』2011年5月17日号 佐高信 『サンデー毎日』2011年5月8・15日合併号 寺島実郎 『週刊現代』2011年5月7・14日合併号 石橋克彦『大地動乱の時代 地震学者は警告する』 諸葛宗男 河野太郎 『中央公論』2011年5月号 田中優 『原発に頼らない社会へ』youtube 明石昇二郎『原発崩壊 増補版 想定されていた福島原発事故』 山本太郎 池田信夫 池澤夏樹 『週刊朝日』緊急増刊 2011年6月5日号 佐藤優 『中央公論』2011年5月号 曾禰綾子 『文藝春秋』2011年5月特別号 高橋哲哉 『週刊朝日』緊急増刊 2011年6月5日号 孫正義 飯田哲也 『世界』2011年5月号 武田恵世 『FLASH』2011年5月10・17日合併号 広瀬隆『二酸化炭素温暖化説の崩壊』 西尾幹二 『WiLL』2011年7月号 『東京に原発を!』広瀬隆 野坂昭如 集英社文庫 1986

Posted byブクログ