易経入門 の商品レビュー
易経とはなんぞや、とギリシア悲劇にあてはめた場合にどういう状況であり、どう立ち振る舞うべきかを当てはめてみた本。 この内容がどう役立つかはさておき、ひとつの観点として易経に沿って考えたときにどういう状況にあり、自分がどう振る舞うか、等に使えそうだなと思いました。
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易を自分でもときどきたててみたりしている。 そのため、易の本などは何冊かもっているが、この本はそうした実際に易を立てるのに役に立つ云々の本ではないが、なかなか面白かった。 構成としては、ギリシャ悲劇の物語を易の卦にあてはめるとどう読み取れるか、というものだが、孔子(易経)とソ...
易を自分でもときどきたててみたりしている。 そのため、易の本などは何冊かもっているが、この本はそうした実際に易を立てるのに役に立つ云々の本ではないが、なかなか面白かった。 構成としては、ギリシャ悲劇の物語を易の卦にあてはめるとどう読み取れるか、というものだが、孔子(易経)とソポクレス(ギリシャ悲劇)との対比から、双方とも「人生とは頑張れば報われる、というようなものではない。何の苦労もなく一生楽して暮らせる人もいるし、一方、努力の人が報われることなく一生を終えることもある。人生とはそうしたものである。」という当たり前のような人生に対する見方がはっきりとうかがえる。 個人的には、「努力と成果は正比例するから、一生懸命頑張ろう」という人生のフェイズに限界を感じていたときに易経に出会い、目から鱗が落ちたような経験をしたが、ギリシャ悲劇にこの本で出会い、非常に興味を持つことができた。これからしばらくソポクレスなどのギリシャ悲劇を読みあさってみたいと思う。 以上は私がこの本を通じて感じたこと、ということになってしまったが、本の自体については、視点は面白いが、内容については可もなく不可もなく、というところだろうか。
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マジ意味不明。 二度と手に取らないかな。易経とか、古典を知っておく必要性があるのは十分に分かるんだけど。。
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