宅建受験小説 女子大生ナナミの挑戦 の商品レビュー
本書を読んで街中や実際の取引を行ううえでどう宅建の知識が絡んでくるのかが物語を通じてよくわかりました。 そして、物語と宅建の知識が分かれて書かれていることは知識を復習するうえでは非常にいいと感じました。 著者のことはサイトやYouTubeを見て知っているのですが、著者らしい演出...
本書を読んで街中や実際の取引を行ううえでどう宅建の知識が絡んでくるのかが物語を通じてよくわかりました。 そして、物語と宅建の知識が分かれて書かれていることは知識を復習するうえでは非常にいいと感じました。 著者のことはサイトやYouTubeを見て知っているのですが、著者らしい演出もふんだんに盛り込まれており、非常に解りやすくて、読みやすいと感じました。 また今から数年前の一冊ですが、今後の不動産業界への提言も物語を通じて書かれていて、宅建士(出版当時:宅地建物取引主任者)の魅力や不動産取引の魅力も伝わってきました。 勉強をしている人は実際の知識がどう実生活で繋がっているのか理解できますし、また毎年20万人近い人が受験する認知度の非常に高い資格ですが、内容が不動産に関することということぐらいしか知らない人には本書を読めば不動産取引のことや宅建についてのことも知ることができますし、意外に自分たちの生活に身近に関わっていることも知ることのできる一冊だと感じました。
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「もしドラ」がベストセラーになって以来、 一見とっつきににくいテーマや難解テーマを身近な舞台設定にし、 読みやすい小説仕立てにした本の上梓が相次いでる。 僕は宅建受験を目指していないが、クライアントに不動産会社が あり、基礎知識を得るために読んだ。 ストーリーは結婚間近の多忙なO...
「もしドラ」がベストセラーになって以来、 一見とっつきににくいテーマや難解テーマを身近な舞台設定にし、 読みやすい小説仕立てにした本の上梓が相次いでる。 僕は宅建受験を目指していないが、クライアントに不動産会社が あり、基礎知識を得るために読んだ。 ストーリーは結婚間近の多忙なOLに代わって、 女子大生の妹ナナミが姉の新居探しに奔走するというお話。 「マンションの秘密」・「戸建販住宅・敷地の秘密」・ 「おカネの秘密」・「不動産会社の秘密」という4章構成になっており、章ごとに宅建業法の解説が付く。 最終的にはナナミは不動産分野で働くことを決意し、 宅建受験を目指す・・。 確かに不動産ビジネスの成り立ちや暗部も含めて、 極めてありがちなケーススタディを設けているので、 分かりやすく描かれている。 宅建受験に関係なく、新居の購入や売却を考えている人も、 読んでいて決して損は無いと思う。
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