死を招いた保育 の商品レビュー
誤解を恐れずに言えば、保育所の事故は悲しい出来事だけど、作者の公務員バッシングは物凄い。確かに保育所の体質は問題だし、いわゆるお役所的な対応なんだろうが、今の時代は自己責任の時代。本の通りだと、不審なことが多すぎる。保育所変更の手続きを取るべきだったかもしれないの一言があってもい...
誤解を恐れずに言えば、保育所の事故は悲しい出来事だけど、作者の公務員バッシングは物凄い。確かに保育所の体質は問題だし、いわゆるお役所的な対応なんだろうが、今の時代は自己責任の時代。本の通りだと、不審なことが多すぎる。保育所変更の手続きを取るべきだったかもしれないの一言があってもいい。少し偏ったルポタージュ。
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これは怖い…。怖いです。 「預ける」という行為のリスクはゼロには決してならない。どこまでそのリスクを受容できるか、それこそ家庭ごとに違うと思う。保育所は「家庭における保育」の代替だけれど、家庭でだって死亡事故は起きるのだし。 誰にも悪意がなくて、積極的に殺そうと思っていた人はいな...
これは怖い…。怖いです。 「預ける」という行為のリスクはゼロには決してならない。どこまでそのリスクを受容できるか、それこそ家庭ごとに違うと思う。保育所は「家庭における保育」の代替だけれど、家庭でだって死亡事故は起きるのだし。 誰にも悪意がなくて、積極的に殺そうと思っていた人はいないのに、死んでしまった。 前職でITリスク管理をしていたけど、誰にも悪意はないのに重大事故が起きてしまう構造はそっくりだ。仕組みの問題なんだ。 個人的にびっくりなのは、担任が保育士の立候補で決まること。誰が最適か、ふさわしいかではなく好き嫌いで決まるんですね。 それから園長が保育士に指示命令する根拠が「ひたすら保育を語ること」??人間味またはカリスマ性によって繋ぎとめているのでしょうか。 園長が人間的にいくら問題があっても、適切な保育が行われるくらいの仕組みであってほしい。
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2005年8月10日、埼玉県の公立保育所で起きた当時4歳の男の子の死亡事故のルポ。 僕は子育て支援の仕事をしています。支援者として何を為すべきか、今日までの自分の甘さを痛感しました。 僕は2歳(2011年現在)男児の父です。親としての筆舌に尽くしがたい思いを抱きました。「事故を再...
2005年8月10日、埼玉県の公立保育所で起きた当時4歳の男の子の死亡事故のルポ。 僕は子育て支援の仕事をしています。支援者として何を為すべきか、今日までの自分の甘さを痛感しました。 僕は2歳(2011年現在)男児の父です。親としての筆舌に尽くしがたい思いを抱きました。「事故を再び起こさないために、うちの侑人は亡くなったわけじゃない」 親御さんの言葉が心をぶち抜くよ・・・。 筆者の視点にはちょっと疑問が残る。事故内容が内容とはいえ、筆者は感情に流されすぎていると思う。理性的であろうとしてはいるができていないと思う。 でもそれが本のレベルの低下を招いてなどいない。 この本は僕を確実に変えた。そしてたぶん今後も変えていく。 ありがとうございます。読んでよかった。
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乱暴に言うと、保育士しっかりせえ!という内容の話。薄く広くバイアスがかかった内容だなぁという印象が残った。
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2度目読了。改めて自分の保育を振り返ることができた。改善点に気づいたら、そのままにしていては事故になる。すぐに改善していかなくては。
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