益源 経営は必ずここに帰る の商品レビュー
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■感想 益源というのは初めて聞いた概念でした。が、話は当然のことを淡々と説明してくれるものです。淡々と耳の痛い話をしてくれています。ここがこの本の良いところだと思いますし、この本を通して会社経営の一丁目一番地を再確認できると思います。 また、この益源は現代風にいうとインサイトなのかなぁ、と思うのですが、もう少しこれについては考えてみたいと思います。 ■要諦 ・企業理念→益源→益能→利益 ・企業理念 何に貢献するために存在するか ・益源 創知→創能 情報結晶化。インサイト? 人の知らないことを知れば、人にできないことができる、先んじて知識を得れば、先んじて能力を得る。 ・益能 益能が有効であるための基本条件を特異貢献と表現している。その意味は、固有の役立ちすなわち、そのものだけにある良さ、ねうちである。「役に立つほど利益が上がるもの」。コピーは特長とはいえない。物拾いのルンペン。 ・益源により、脱競争が実現できる。独占型→競争型→特長型。特長型は活性、安定が実現できる。 ・受選力 競争力は相対的な順位。受選力は絶対的な順位。 ・クライアントの問題 直果願望、悪果帳消、安楽即効。益源はすぐに一朝一夕では獲得できない。
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