1,800円以上の注文で送料無料

行動する仏教 の商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/04/01

「絶望」と「無関心」の正体◆「有限」に立ち向かう◆「エゴ」を転換する◆時代と向き合う◆「末世」のただなかで

Posted byブクログ

2013/09/02

副題は「法然・親鸞の教えを受けつぐ」 仏教(浄土仏教)を軸として3.11以後のこの世界での生き方・死生観を説く。 楽しかったなあ。 ・南無阿弥陀仏 ・あの世でなく現実で力を発揮 ・不如意なことに力を注がない ・凡夫という人間観→希望へ

Posted byブクログ

2014/10/28

2014年99冊目。(再読) 「絶望」は「自己愛」から生まれる。 自己主張が叶わないところに生まれる。 完全に独立した自己「エゴ・セルフ」から、見えない繋がりも含めた無数の因・縁を感じる「エコ・セルフ」にシフトする必要があると説く。 私たちは「凡夫」であるという謙虚さが、末世の...

2014年99冊目。(再読) 「絶望」は「自己愛」から生まれる。 自己主張が叶わないところに生まれる。 完全に独立した自己「エゴ・セルフ」から、見えない繋がりも含めた無数の因・縁を感じる「エコ・セルフ」にシフトする必要があると説く。 私たちは「凡夫」であるという謙虚さが、末世の時代でも絶望を乗り越える力を与えてくれる。 =================== 2012年12冊目。(2012年2月12日) 絶望は自己愛から生まれる。 その絶望を希望に転換する方法を説く。 曰く、 ■自らが「凡夫」であることを認める ■因縁果の無数の繋がりの中の自分を自覚し、独立した自我という考え方をなくす(滅私:「エゴ・セルフ」から「エコ・セルフ」からの転換) ■「念仏のみぞまこと」という立脚点を持つ など。 仏教徒でない自分は最後の部分は吸収できないが、 最初の二つは元々持っていた価値観ととても近かった。 「絶対神」を持たないこともあってか、 仏教は「宗教」というよりも「哲学」に近い印象を受けた。 阿満さんの他の著作や、親鸞についての本も読んでみたくなりました。

Posted byブクログ

2011/11/03

末世であるかのような日本・世界の現状。「絶望」と「無関心」が人の心を蝕んでいる。 そのような中、法然・親鸞の教えを拠り所に、どのようなスタンスで現状と寄り添っていけばいいのか、過去の宗教家の足取りを踏まえ、言及し、凡夫である私たちに一定の心構えを示唆してくれているのが本書である...

末世であるかのような日本・世界の現状。「絶望」と「無関心」が人の心を蝕んでいる。 そのような中、法然・親鸞の教えを拠り所に、どのようなスタンスで現状と寄り添っていけばいいのか、過去の宗教家の足取りを踏まえ、言及し、凡夫である私たちに一定の心構えを示唆してくれているのが本書である。 法然・親鸞の教えが如何に普遍性があるのか、そのことを論理的に教えてもらって、気持ちがすっきりとした。

Posted byブクログ