駅弁読本 の商品レビュー
旅の楽しみに駅弁がある。今では百貨店の物産展で人気があり、どこでも見かける。 そんな駅弁をギュッと紹介したのが今回の本。 有名な駅弁の紹介、昔の駅弁の歴史、貴重な駅弁の包み紙など読みどころが盛りだくさん。 著者は中学生時代から駅弁掛け紙コレクションを始め、...
旅の楽しみに駅弁がある。今では百貨店の物産展で人気があり、どこでも見かける。 そんな駅弁をギュッと紹介したのが今回の本。 有名な駅弁の紹介、昔の駅弁の歴史、貴重な駅弁の包み紙など読みどころが盛りだくさん。 著者は中学生時代から駅弁掛け紙コレクションを始め、これまでに食べた駅弁は4000種類以上で、コレクションは数千枚にもなる。 筋金入りの駅弁専門家というのか、駅弁探求家の書いた本だけに興味深い。 有名駅弁の紹介、駅弁を求めれ日本全国を駅弁行脚したり、掛け紙から見えることを紹介したりしている。 この本は昨日、神保町の東京古書会館で開催している「和洋会古書展」で見つけた。 古本は思わぬ発見があるものだと思う今日このごろだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上杉剛嗣「駅弁読本」、2011.8発行。駅弁の魅力は、土地の味・故郷の味、車窓に映るもう一品のおかず、掛け紙(時代を映す鏡)。 速弁、空弁、バス弁も参加中。
Posted by
駅弁食べに、旅したくなります。食べるのは列車の中か、たどり着いた先の駅の何処がいいなぁ。おむすび弁当の九州旅、いいですね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実は私は「駅弁」がそれほど好きではありません。 でも、この本はおもしろかった。 その駅弁がつくられた背景や、土地の名物、特産物、 売られている駅の様子などの情報量が多いうえ、 駅弁のパッケージや彩りよく詰められた弁当の内容が 写真でしっかり掲載されているため飽きさせない。 レトロ感ただよう表紙も、魅力的。 とっても面白い1冊だと思う。
Posted by
旅のお供と言えば「駅弁」 その「駅弁」の魅力を、基本から歴史、架け紙、各地の名物駅弁を紹介し、さらには科学的に分析したりとタテからヨコからナナメから、さらには奥の奥まで追求してあります。 最初に惹かれたのは表紙の雰囲気。 ちょっとノスタルジックな感じがすごくキュンときました。 ...
旅のお供と言えば「駅弁」 その「駅弁」の魅力を、基本から歴史、架け紙、各地の名物駅弁を紹介し、さらには科学的に分析したりとタテからヨコからナナメから、さらには奥の奥まで追求してあります。 最初に惹かれたのは表紙の雰囲気。 ちょっとノスタルジックな感じがすごくキュンときました。 個人的には最近は飛行機を利用することが多くて、機内ではたいてい寝てしまうので空弁すら食べることがなかなかないのですが、以前、新幹線を利用してた時は楽しみの1つだったなぁ…と思うと懐かしい気持ちになります。 北陸線に乗ったら「ますのすし」、上越新幹線だと新潟で「雪だるま弁当」を買うか、高崎まで我慢して「だるま弁当」、東海道新幹線なら東京で「21世紀出陣弁当」か新大阪で「六画弁当」。駅弁大会みたいなのに行ったら「いかめし」「峠の釜飯」。 …思い出しただけでもヨダレが…(笑) 駅弁はその土地のお弁当屋さんが、土地のおいしいものを訪れた人に少しでも楽しんでもらおうと、お料理に工夫し、パッケージに工夫し、ある意味ではその街の看板ともいうべき食文化なんですね。 作る方と食べる方の、駅弁と日本人の関係をすごく丁寧な文章で書いてあって、読みやすくてタメになって、さらにお腹が空いてきちゃうという、充実の1冊です。
Posted by
- 1