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五龍世界(2) の商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

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2018/04/18
  • ネタバレ

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五龍シリーズの第二段。 1作目と主人公が変わって碧耀目線のストーリー展開。 彼女の心の成長を描いてましたが、後半展開が一気に進みすぎてて???状態に。 いきなり登場のルーイン。 謎だった正体が明らかになってなぜこの場にいるのかが繋がってようやく納得できたけど・・ もうちょっと伏線みたいなのが見え隠れしてくれたら入り込めたなぁと、ちょっと残念。 ともあれ、ストーリーは進んできているので今後の展開は楽しみです^^

Posted byブクログ

2013/12/19

当然、ユギのその後の話かと思ったら、今度は碧曜の話だった。 でも、時間はあのまま進んだ時間。 碧曜の成長物語。 少しずつきな臭さが増してきた感。

Posted byブクログ

2012/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

待望の第二巻は、兎雨で唯一の花街、小四馬路の妓女である碧耀が主人公。後ろ暗い過去や、妓女であることに負い目を感じることの多い彼女は自分で自分の生きる道を決めようとはせず、心の奥底では卑屈ににらながら親友のユギのことを妬んでいた。流されることや縛られることに慣れて、自分の生に執着を待てなくなってしまった彼女。「君は符力ですかーー」主人に遣えることを使命として生まれてくる符力。その符力である左慈に言われて、碧耀はショックを受ける。元気いっぱいで、一生懸命で、眩しい、親友のユギ。そんな彼女のことが大好きだったのに。自分はいつからか、彼女のことを醜く妬んでいたいたのだろうか?外の世界でどんなに悲しいことがあろうと、苦しいことがあろうと、絶対に味方でいようと思っていたのに。そのささやかな恋心が報われるように、祈っていたはずだったのに。自分は、唯一彼女に勝てる武器を使って優越感を得たかったのではないか。そんな彼女の心の葛藤がリアルに描写されている。イルラックは毎度のことながら、どこまでもイルラック(不運)。この3人の恋愛模様がこれからは見物になりそう。しかし個人的なことを言ってしまうと、自分は左慈が大本命なので、ユギとの絡みがなくてちょっと残念。イルラックにやきもちを焼いている左慈はかわいかったけど(笑)早くユギのところに帰ってイチャイチャしてほしい。

Posted byブクログ

2012/07/17

中華ファンタジー第2弾! 左慈の出番が少ないよ!? 続きが気になるなあ。碧耀がたいそう可愛かったです。 イルラック@マジ女たらしが相変わらず不憫ですけど好きです。右手とか…右手とか…。まじでか…。

Posted byブクログ

2012/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イルラックを、あの女誑しをどうしたらいいですか。 ということで、待ちに待った五龍世界の続刊です! 読むのは刊行から随分とあとになってしまいましたが、今回もとっても面白かったです。 主人公は前巻の主人公ユギの友人、碧耀。花街の妓女をしている少女です。他人に身を任せることに慣れ、自分の意思で行動することを諦めてしまっていた彼女が、見受け先へと旅をする途中で立ち寄った村の事件に巻き込まれていきます。そこで出会った人々や、前巻でも登場した青年たちとの交わりのなかで、彼女は自分の心と向き合うことになり……。事件よりも碧耀の心の動きや過去、周囲の人々との交わりに焦点が当てられている気がしました。 もちろん青年たちも、主人公が変われば関わり方も変わっています。ただ人物像は変わらず! 左慈は揺るぎなく左慈でした。毒舌も健在です。ほんとユギ一筋だね! イルラックについてはかなり衝撃を受けたので、感想冒頭の一文を送ります。あのやろう……。珞尹は、……もちろん彼も相変わらずでした。三者三様、前巻のままです。 老大嬢の物語はもう終わってしまったものだけれど、それは確実に碧耀に影響を与えてゆきました。老大爺との会話が切なくて、愛に満ちていて、胸が詰まりました。彼女らは、けれど、自分の持たされていたものを捨ててきた代わりに、真に大切なものだけを手に入れたのでしょう。それは蓮嬢という女性であったり、自らの信念であったり。 そこからの碧耀の自転車のシーンがとても気持ちがよかったです。 ――全部認める。 ユギを恨んでいたのかもしれない、見下していたのかもしれない。心に問い続けてきた彼女が、やっと歩きだす(あるいは走り出す)ことができました。直後に顔を合わせたのが、同じ痛みをかかえた彼だったと言うのがまた……。 まだ続きも書かれるということなので、楽しみに待ちます! 大好きだ!

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2012/05/29

今回の主人公は、妓女でユギの友達・碧耀。ユギみたいに元気はつらつタイプの娘ではないので、自ずと全体に、彼女の悩み・迷い・苦しみ・困惑がにじみ出て、影のあるパートとなっている。 しかし屈するだけの碧耀でもない。こういう女の強さってあるある。碧耀、一皮むけます! そして中域で起ってい...

今回の主人公は、妓女でユギの友達・碧耀。ユギみたいに元気はつらつタイプの娘ではないので、自ずと全体に、彼女の悩み・迷い・苦しみ・困惑がにじみ出て、影のあるパートとなっている。 しかし屈するだけの碧耀でもない。こういう女の強さってあるある。碧耀、一皮むけます! そして中域で起っている一端も見え始め・・・。これからが本番っていう勢い。さて、次の主人公はいったい誰だ?

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2012/05/13

物語は碧耀視点で描かれる続編。 壁井さんの作品の女の子は可愛い。 碧耀も大きく成長して見せてくれて、 女の本気を見せてくれた気がする。 恋愛関係も絡んでいる作品だけれど、 男性陣がはっきりしていないので、 女の友情が勝りそうな予感。 丁寧に世界観と人物を描かれているので、 ...

物語は碧耀視点で描かれる続編。 壁井さんの作品の女の子は可愛い。 碧耀も大きく成長して見せてくれて、 女の本気を見せてくれた気がする。 恋愛関係も絡んでいる作品だけれど、 男性陣がはっきりしていないので、 女の友情が勝りそうな予感。 丁寧に世界観と人物を描かれているので、 読んでいて楽しい。 次巻が楽しみ。

Posted byブクログ

2012/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 一巻で感動のあまり半泣きした五龍世界の二巻。  表紙で「おぉ?」っと思ったらやっぱり碧耀視点でありましたw  イルラーーーーーック!(何  一巻では完璧に左慈派だったんですが、今回は大分彼に持っていかれました(・∀・)  美形で不憫で一生懸命でちょっと嫉妬深いとか何者ですか、あんたというぐらいかっこいいです、イルラック。  碧耀も本当にきれい。お人形の芸妓から、一人の女になりましたね。蓮嬢も素敵だった。気高くて、愛情の深い、妓女。  いつの時代も女が生きていくって難しいものなのかもしれませんね。  本文中にも出てくるように、女は陰。  月と太陽で言えば、きっと月なのでしょう。  殊更に強くなろうと光を求めても、それはきっと紛い物でしかなくて。  月は月のまま、自分の居場所を探すしかないのかもしれません。碧耀がそうしたように。天子の下に、自ら赴くと決めたように。  そんなこんなで三巻にも期待大!  にしてもイルラックはこのままだと二股にry

Posted byブクログ

2012/05/01

前巻よりもさらに好きです。碧楊が主人公になるなんて思いもしなかったし、まさかそこに恋愛感情が絡まってくるとは思ってもみなかった。 とても複雑。 次は左慈がたくさん活躍しますように!

Posted byブクログ

2012/04/12

ニヤニヤが止まらない!このシリーズ好きだ、複雑な恋愛模様の行方が気になる。 私は左慈を応援してます。感情豊かな鉄面皮、可愛い。 それにしても、これ児童書で大丈夫なの…?

Posted byブクログ