ひよっこ茶人、茶会へまいる。 の商品レビュー
茶の湯好きにはオススメします。 茶の湯好きには超面白いエッセイでしょう。 「茶の湯、なにそれ、興味ない」という方にはオススメ出来ません。 いうまでもなく私は茶の湯に興味があるので、とても面白く読みました。
Posted by
粗茶一服シリーズの完結に伴ひ、読んでみることに。 どれほど彼女がお茶に魅了されたかはシリーズを見ればわかるが、さうした体験の底に、ここで書かれた茶人の奮闘記があつたことは間違ひない。お茶が底のない面白いものであるといふことが具に感じられる。 茶人ではあるが、彼女は「ひよっこ」。変...
粗茶一服シリーズの完結に伴ひ、読んでみることに。 どれほど彼女がお茶に魅了されたかはシリーズを見ればわかるが、さうした体験の底に、ここで書かれた茶人の奮闘記があつたことは間違ひない。お茶が底のない面白いものであるといふことが具に感じられる。 茶人ではあるが、彼女は「ひよっこ」。変なものは変だし、おかしいものはおかしい。さういふことに敏感でゐられる。子どもや流派に首つたけではないから、吸収することが樂しめる。かういふ樂しみ方もできるといふのが、「ひよっこ」ならではだと思ふ。 道といふものは、ある意味で同じ道にたつてゐるといふことでもあるから、ひとりでは決してなりたたぬものである。茶をふるまふ、おもてなす相手がゐなければ、茶の道などなかつただらう。おもてなしたいひとが少しずつ集まつて、連綿と続き、やがてひとつの道になる。そこには出会ひもあれば別れもある。さうして響きあひ、道はまた續いてゆく。さうしためぐり合ひの場として茶道が生きてゐることに驚きを覚え、頭が垂れる。 茶道をはじめて時期二十年にならうとしてゐる。ひよっこの成長は、きつと茶会に現れてゐると思ふが、作品となつてまた新たな樂しみを見せてくれる。
Posted by
お茶っていいよねー。 でも社会人になってからも続けるのはなかなか難しい。 お金とか人づきあいとか。
Posted by
ここにでてくるML茶会では正客になることも前向きに書いてあってよかった。 同じお稽古仲間の男性(30代)はどうしても断れなくて正客に行ったら、先生にめちゃめちゃ怒られてた。流派にもよるのかな。
Posted by
お茶のMLをやっている人の個人的茶道体験記。どちらかといえば和より洋の方が好きだった著者のまさに0からの出発。 現代のお茶の楽しみ方はこんなのか、と参考になる。 巻末にいろいろな流派の紹介が載ってるのは必見。こんなに流派があるとは知らなかった。
Posted by
面白そう。 読了。ものすごく楽しそうに思えて来たけど、やっぱり僕には無理。 何も知らずに京都高台寺茶会夜話に参加した時のことを思い出し、赤面、脂汗が出る。でもお茶のことって読んでいると面白いのは何故だろうか。
Posted by
- 1