排除 の商品レビュー
暴力団をとにかく撲滅させようとしている佐伯。 暴力団は残虐でなんら認める事の出来ない設定となっており、ハードボイルドアクションエンターテインメントと言える内容だと思います。 環境問題を軸に海外へも展開していく物語は、現在でも問題になっていることであり、興味を持ちました。
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2023.02.14 Audibleにて完聴 潜入捜査シリーズ第2弾。 in マレーシア 相変わらず、ヤクザの腐った描写がエグい。 爽快感はあるけど、ちょっと飽きてきた。
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シリーズ2作目。舞台は海外へ。因縁の相手、新市との対決に決着。とはいえトドメを刺したわけではなく、法で裁かれる状態になっただけなので、もしかして後日復活、再度佐伯と対峙する展開があるかも…、などと思ってしまいます。 それにしてもヤクザの手口は残忍ですね、赤子を刺すシーンや車で相手を轢く、ガソリンを掛けて相手を焼くなど、読みながらも「うわっ」と思うシーンが多々あります(今野敏のこの手の描写もだいぶ慣れましたが)。おまけに彼らはいざとなれば銃で武装するわけで、そんな相手に立ち向かう佐伯の武器がお手製の手裏剣やパチンコ玉だけというのがなんとも心許ない。1作目のレビューで類似点が多いとした特殊防諜班シリーズで自衛隊などあらゆる機関を動かして味方につけていたのと比べると実に対照的です(ちょっと物足りないと思うこともなくはないのですが…)。 だが、そこは佐伯流活法、山の民を彷彿とさせる「撃ち」などを駆使して相手を打ちのめしてしまいます。どんだけ強いんだ、と思わせる無敵ぶりですが、シリーズの進展に伴ってもっと強敵が現れるのかしら。 それにしても環境犯罪研究所の所長の内村の出自がまだ明らかになっていないのが気になります。ここにまだ秘密が隠されているような気が、それも佐伯や白石の出自に関係するような秘密があるのではないか、そして3人は出会うべくして出会った、という展開なのではないか、と気になってしまい、先へ先へと読み進めてゆく流れになってきました。 追伸:本作では海外が舞台ということで、マレーシアの人たちとの通訳を介したやりとりがちょっとまどろっこしいなと思いました。
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潜入捜査第二弾です。 マレーシアまで行ってくださいと内村さんに言われて 海外でも大暴れの佐伯さんでしたが とどめをささなくても よかったのでしょうか?心配ですよ。((((;゜Д゜)))
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潜入捜査シリーズ第2弾。今回も佐伯さん頑張りました。ヤクザの非道さにはちょっと引いてしまったが。景子さんの出自も明らかになりつつ、内村所長はまだまだ謎のままでこれからも楽しめそうです。
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あまりに痛い描写、残酷な描写に「誉田さんだったっけ?」と思ってしまった。死んでしかるべき、と思うけれど警察に委ねるのか・・・。そりゃそうか。戦いのシーンで、ちょっと説明が多くて詰まりそうになったのだけど、説明がなければ佐伯が使う拳法の事は分からないだろうし、でちょっと読み手として複雑な気持ちでした。
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ヤクザがマレーシアで放射性物質の不法投機 訴えた住民を佐伯が殺したヤクザの兄弟分が殺す 白血病になった子供と老婆を殺した ゴルフ場開発では地元の環境保護団体 ヤクザはリーダは車でひいたが、一命をとりとめた リーダーがヤクザの暴力に屈した 若者はヤクザに焼かれたが、一命をとりとめた それを知った佐伯が地域住民と協力してヤクザを倒す 今回は殺さず、住民にトドメを譲ったが、住民は法にまかせた 新しい仲間は弁護士。ヤクザの弁護士のやり方を防止する方法を伝授し、佐伯の後輩、奥田刑事がそれを実行 ヤクザが組の構成員である証拠をとった 内田は、ヤクザを倒すのは、民族問題と回答
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今度はマレーシアが舞台。タイトルイメージとはだいぶ違うが、気楽に楽しめる。佐伯周りの人間関係の変化も楽しめる。ただし、描写はかなり暴力的。
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佐伯シリーズ。 今回の舞台は海外で、でも相手はやはり暴力団。 村人への痛めつけ方がひどくて、描写だけで顔をしかめてしまったほど酷かった。次を早く読みたい。
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今野敏による潜入捜査シリーズ第二弾。 本作の主な舞台はマレーシア。日本企業によるゴルフ場建設や森林伐採などが問題視されていたバブル期の時代背景が垣間見える作品となっており、その裏に暗躍するヤクザたちとそれに対抗する佐伯たちとの戦いが描かれる。 物語としては前作同様、格闘シーンに重...
今野敏による潜入捜査シリーズ第二弾。 本作の主な舞台はマレーシア。日本企業によるゴルフ場建設や森林伐採などが問題視されていたバブル期の時代背景が垣間見える作品となっており、その裏に暗躍するヤクザたちとそれに対抗する佐伯たちとの戦いが描かれる。 物語としては前作同様、格闘シーンに重きが置かれている印象。冒頭は放射性物質を含む産業廃棄物処分の問題や自然破壊の問題を解決するために佐伯たちがマレーシアに赴くことになったという結構重いテーマを内包していたはずが、放射性廃棄物の話はいつの間にかどこかに行ってしまい、マレーシアまでやってきたヤクザとの格闘とその親分格の組を潰すということに主眼が置かれていく。 テンポが良く、非常に読みやすいのでサクサク読め、かつ王道の勧善懲悪モノ、主人公がやたらと強いという安心感もあり、あっという間に読み終えられる印象。ストーリーはサラッとしているが、読後感は悪くない。 所長の内村が相変わらず謎の存在のため、続編でどんな展開を見せるのかにも期待がかかる。
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