俳句を味わう 鑑賞から上達へ の商品レビュー
10月28日、読み始める。良く知られた句ではなく、これまで人の膾炙にのぼることの少なかったなかから秀句を拾い、句の奥行きと、句の示す広がりの大きさを示したいと前書きにある。 31日に読み上げた。春、夏、秋、冬・新年の季節に、時候・天文・地理・生活・行事・植物・動物のジャンルから...
10月28日、読み始める。良く知られた句ではなく、これまで人の膾炙にのぼることの少なかったなかから秀句を拾い、句の奥行きと、句の示す広がりの大きさを示したいと前書きにある。 31日に読み上げた。春、夏、秋、冬・新年の季節に、時候・天文・地理・生活・行事・植物・動物のジャンルから、選句されている。 俳句は17文字に季語が基本だが、対比と意の重ねの組み合わせの妙なのかも。 終戦日三度の飯を三度喰い 現在の終戦日とその生活だけを述べているが、敗戦の日の昭和20年8月15日も連想させると、評する(149p)。 先の『季語の誕生』に続き、俳句世界を楽しんでみたい。
Posted by
- 1