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震災後を生き抜くマネーの鉄則 の商品レビュー

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2011/12/30

森永氏の著書は、彼が出したベストセラーである「年収300万円を生き抜く経済学」以来、読ませてもらっています。当時と環境は異なってしまい、最近の著書では、年収100万円でも生きていけるようなアドバイスをした本も出していたと思います。 この本は震災後の日本が来年(2012)迎える...

森永氏の著書は、彼が出したベストセラーである「年収300万円を生き抜く経済学」以来、読ませてもらっています。当時と環境は異なってしまい、最近の著書では、年収100万円でも生きていけるようなアドバイスをした本も出していたと思います。 この本は震災後の日本が来年(2012)迎えることになる「震災恐慌」にいまから準備をすべきということを提言したものです。コンセプトとしては、彼の今までの著作と変わらないと思いましたが、あらためて「無駄を省いた節約」を楽しんでやる、ことがポイントであると痛感しました。 以下は気になったポイントです。 ・お金にはふたつの特性がある、1)知恵のある人に集まる、2)たくさんあるところに集まる(p6) ・今回電力不足になったのは、地震と津波により、火力発電所(広野:2、常陸那珂:1、鹿島:4、合計580万KW(9%))が止まったことによる(p16) ・関西電力は、ほぼ半分を原子力で賄っているので、原発停止の影響が大きい(p17) ・全体の4割を占めるエアコンと冷蔵庫の場合、古い製品を使用している人は買い替えたほうが電力使用量が少なくなる(p19) ・冷蔵庫の放熱スペースをつくる、冷蔵庫の上に物を置かないが大事(p22) ・日本が経験した2つの震災と恐慌には教訓がある、政府が財政・金融の引き締めや増税をすると恐慌を引き起こす(p49) ・住宅ローンの変動金利の場合、5年に1度の見直しがあるが、返済額が25%増しか増えないというルールだが、返済免除でないので、不足分はローン残高に積みあがる(p60) ・この20年で一番儲かったのは、定期預金に資金を寝かし続けてきた人(p64) ・カゴメは、100株(14万円程度)株主に対して、年2回、1000円相当のセットをプレゼントをする(p67) ・ANAは1000株に対して年2回、株主優待券を配布(p75) ・家計簿をつけるメリットは、書くのが面倒だなと思えば、使わなければよいという発想が生まれる(p83) ・東京ー新大阪の「こだま」はのぞみよりも1時間半余分にかかるが、ぷらっとこだまプランを利用すれば、グリーン車が通常料金よりも2550円も安い(p107) ・厚生労働省が「特定機能病院」の指定をしている病院では、選定療養費として、5250円支払う必要があるが紹介状(かかりつけの病院)があれば不要(p117) ・農村で新参者が成功するには、要らないものを持ってこられても満面の笑みを浮かべてお礼を言うこと(p138) ・90歳まで生き残る確率は45%以上、95歳でも22%、それを考慮して人生設計を立てるべき(p150) ・サラリーマンもは自分の負担した金額の2倍の保険料をかけている、国民年金も同様、自分の払った分が返ってこないというのはあり得ない(p156) ・一人当たりのGDPが1万ドルを超えると、所得が平均寿命を延ばすことができなくなる(p167) ・貯蓄が残せるかどうかは、生活費を上手にコントロールできるかどうか(p184) 2011年12月30日作成

Posted byブクログ

2011/11/13

女性向けの節約術の本でちょっと期待していた内容とは異なった。 「女性セブン」という雑誌の記事をベースに加筆したものらしいので。。。

Posted byブクログ