サッカーボーイズ15歳 の商品レビュー
桜ヶ丘中学サッカー部に、新しい顧問がやって来た。有無を言わさずチーム改革を断行する監督に困惑する部員たち。大切な試合が迫るなか、チームを立て直すべくキャプテンの遼介が立ち上がるが―。純粋でがむしゃらだったあの頃の、葛藤と成長の物語。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大人への第1歩となる年代のメンタルな部分の葛藤が感じられます。星川のケガの時と同じく、今回の遼介と巧のような停部経験をかつて自分もしました。そのコンバートが自分の最良ポジションになっていると思います。不思議なくらいに自分と同じストーリーです。
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サッカー小説でなく青春小説として見た方が良いかもしれないが、良い作品だと思う。草間に対する印象が変化して行く様は面白かった。
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続けて読んだ第4弾。 トータルフットボールの次はベッケンバウアーってむちゃくちゃええとこ付いてんやん! う~ん、たまらん!
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最終学年で新監督登場というさらにベタな展開でしたが、最後はやっぱり爽やか。途中タッチの柏葉監督が何度も浮かんだ。早く続編読みたいですね~。
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最初はイマイチっていってたのに予約してまで読んでしまった!地の文の立ち位置が分かりにくくて読みにくい。今回はラブもあり。
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まさに青春を表す小説でした。 監督が変わって今までの自分達が通用しなくなり、色々悩んだり・・・。 そういった衝突があって人は成長していくものだと思わされる作品でした。 前シリーズは読んでいないので、そちらも読みたくなりました。
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今度は三年生。監督がかわる。 また人と人との間ですれ違いが起こる。 自分にはまったく非はない、そう信じようとしている。 全ては、自分でなく憎たらしい監督のせいだと思い込もうとしている。 たしかに、あの人は難しい人かもしれない。おれもそう感じるときはある。 でもそんな人間、この世の...
今度は三年生。監督がかわる。 また人と人との間ですれ違いが起こる。 自分にはまったく非はない、そう信じようとしている。 全ては、自分でなく憎たらしい監督のせいだと思い込もうとしている。 たしかに、あの人は難しい人かもしれない。おれもそう感じるときはある。 でもそんな人間、この世のなかにはいくらでもいるぞ。すべて自分とは違うわけだしな。 どうして自分の意図していることが理解されないのか、どうして犠牲にならなくてはいけないのか、、、それでもその矛盾を引き受けながらプレーするしかない場合もある。 生きていくことと同じように。 今自分に必要なのがこの観点だと思う。ムカつくこととか、納得いかないことも抱えながら生きていくより仕方ないんだなあ。 諦めとかではなくて。実は日々それらのせめぎあいで出来事に対峙しているのかも。
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悩み多き青春、サッカーにいろいろな思いを乗せて、チームとして成長していく姿が気持ちいいです。悪意のある人がいないのもいい。ダブルリョウの活躍が見たい。
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サッカーボーイズシリーズ、「再会のグランド」「13歳 雨上がりのグランド」「14歳 蝉時雨のグランド」に続く4作目である。 大きなテーマはシリーズの中で継承されていて、今回も「自分たちのサッカーとは何か?」ということだ。 小暮監督のもと、1970年代オランダ式の「トータルフ...
サッカーボーイズシリーズ、「再会のグランド」「13歳 雨上がりのグランド」「14歳 蝉時雨のグランド」に続く4作目である。 大きなテーマはシリーズの中で継承されていて、今回も「自分たちのサッカーとは何か?」ということだ。 小暮監督のもと、1970年代オランダ式の「トータルフットボール」を参考にして自分たちのサッカースタイルを作り上げた前作「14歳 蝉時雨のグランド」。 しかし新学年になり監督がかわり、センターバックの土屋が転校。遼たち三年生は自分たちのサッカーが「自由」なのか「わがまま」なのかについて否応無しに考えさせられる。 そして彼らが出した答えは?ヒントはベッケンバウアー。この名前を見て「おお!」と思う方は絶対楽しめる作品だ。 「自由」を体現するサッカースタイルは決してひとつではなく、むしろ何を選択するかが面白いと感じさせてくれる。 毎度のことながらこのシリーズは最初から順番に読まないとよく分からない部分も多いので注意!
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