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災害とソーシャルメディア の商品レビュー

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2012/05/15

東日本大震災でのSNSの使い方が中心。 ミクシィのログイン状況で安否が確認できるメリットはあるかもしれないけど、日常で『ログインしてるのにメールの返事がない…』という風に気を揉んでいる人がいることも事実。

Posted byブクログ

2011/10/05

内容や事例自体はどこかで見た、というものが多いのだけど、散文的になっている自分の頭を体系的にしてくれるのに良い一冊。記憶が定着する感じがする。何度も読み返す類の本ではないけど今読んでおいた方が良い本として評価できる。

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2011/10/02

ソーシャルメディアについて詳しい人には既知の内容かもしれないですが、災害や政変の際にどのようにソーシャルメディアが活かされたか、良い面悪い面も含めてまとまっているので、入門者にはとてもいい内容だと思います。

Posted byブクログ

2011/09/16

 東日本大震災に於いてソーシャルメディアが行政の垣根を取っ払う感動的なプロローグから始まり、ソーシャルメディアの役割について考察した一冊だ。  堀江貴文氏のような著名人からごく一般のソーシャルメディアのユーザ、NHKを始めとした既存のメディアからIT企業、IT技術者までが一丸と...

 東日本大震災に於いてソーシャルメディアが行政の垣根を取っ払う感動的なプロローグから始まり、ソーシャルメディアの役割について考察した一冊だ。  堀江貴文氏のような著名人からごく一般のソーシャルメディアのユーザ、NHKを始めとした既存のメディアからIT企業、IT技術者までが一丸となって安否情報等の災害情報を伝達したことなども、ハッシュタグからオープンソースの利用まで克明に書き残している。これは貴重な記録だ。  また、ソーシャルメディアの弱点であるデマについて東北大震災を軸に歴史やレベッカソルニットの『災害ユートピア なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』等を引用しながら論じられいる。が、しかしデマに効く特効薬は無いようだ。  デマという負の側面があるものの、多くの人々(大多数の人々は良い人なのだ)の善意が伝わるソーシャルメディア可能性についてはとても共感します。  エジプトやチュニジアの独裁体制崩壊への言及もありますが、これは本書では、エピローグの記載程度で良かったような気がします。この件はグーテンベルグと宗教改革を背景にするなど次回作でお願いしたいですね。

Posted byブクログ

2011/08/16

東日本大震災時のソーシャルメディアの活用事例がたくさんのっていた。 またTwitterに限らず他のソーシャルメディアや活動が多く取り上げられていた。

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2011/08/13

この人の前書「リアルタイムウェブ」を読んだときから、エジプトのことなど書いたらおもしろいだろうと思っていたのだが、まさにこの本で書かれた。もちろん、エジプトよりも今回の震災のことが中心だが、みんなが当事者だったあの震災時のソーシャルメディアの状況がよくわかる。特に既存のメディアと...

この人の前書「リアルタイムウェブ」を読んだときから、エジプトのことなど書いたらおもしろいだろうと思っていたのだが、まさにこの本で書かれた。もちろん、エジプトよりも今回の震災のことが中心だが、みんなが当事者だったあの震災時のソーシャルメディアの状況がよくわかる。特に既存のメディアと、ソーシャルメディアの役割の違いなどが明確になっている。だれもが当事者であり、きっとだれもがつぶやいたあの震災時のことだけに、自分がしたこと、みんなで成し遂げたことなど、考えさせられ、おもしろい。

Posted byブクログ

2011/08/03

 解説が親切で、具体例が多く、読みやすいと思う。  非常時における情報共有などの面でのソーシャルメディアの有効性は今回、東日本大震災を機に注目されている。断片的にいくつかのケースを知っていたが、この本は災害時に限らず社会が大きく変わる(政変や革命など)際にソーシャルメディアがどう...

 解説が親切で、具体例が多く、読みやすいと思う。  非常時における情報共有などの面でのソーシャルメディアの有効性は今回、東日本大震災を機に注目されている。断片的にいくつかのケースを知っていたが、この本は災害時に限らず社会が大きく変わる(政変や革命など)際にソーシャルメディアがどう活用されたか、どんな効果をもたらしたかについて国内外の多くのケースを紹介してくれている。  ソーシャルメディアは日常的に広く使われる存在になると見られている。今後ソーシャルメディアを、市民の立場では平時だけではなく非常時も含めて効果的に利用していくにはどうするか(使える人と使えない人のギャップ解消など)、政府・自治体の立場ではソーシャルメディアを通じて得られる市民からの多数の情報をどう利用していくか等々、考えさせられる。

Posted byブクログ