銭の弾もて秀吉を撃て の商品レビュー
博多の豪商である島井宗室の半生について書いた本です。 秀吉の朝鮮出兵に対して、商人として抵抗をする様子が前面に描かれているのかと思いましたが、本の多くはそれに至るまでの生い立ちが描かれていました。 朝鮮時代の人物が後に登場したりと、読み物として非常に面白く読むことができました...
博多の豪商である島井宗室の半生について書いた本です。 秀吉の朝鮮出兵に対して、商人として抵抗をする様子が前面に描かれているのかと思いましたが、本の多くはそれに至るまでの生い立ちが描かれていました。 朝鮮時代の人物が後に登場したりと、読み物として非常に面白く読むことができました。 反面、秀吉との関わりなどを期待すると少々物足りないかもしれません。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-e8f6.html
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秀吉が出て来る歴史を感じる場面は、最後の四分の一から。歴史小説と言うよりも、前半四分の三は主人公が自分を奴隷として売った相手を探して復讐するというような時代小説とか判じ物の様な感じ。
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