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ロングトレイルという冒険 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/05/24

加藤則芳さんの本は何冊か興味があり、まずこの一冊を読了。 大学生の頃にちょうどロングトレイルという言葉が流行りだしたのか伝わったのか、よく聞くようになった。 この頃は大学の図書館にあった土屋さんの『ウルトラライトハイキング』やコリン·フレッチャーの『遊歩大全』などを読み漁り、ロン...

加藤則芳さんの本は何冊か興味があり、まずこの一冊を読了。 大学生の頃にちょうどロングトレイルという言葉が流行りだしたのか伝わったのか、よく聞くようになった。 この頃は大学の図書館にあった土屋さんの『ウルトラライトハイキング』やコリン·フレッチャーの『遊歩大全』などを読み漁り、ロングトレイルに没頭していったが、何故なのか加藤さんの本は置いてなかった。 今読み終わって、その頃に読みたかったなぁと思うくらい心に染みてくる内容でした。 どこかに出かけたくなる本の代表。 日本の国立公園も紹介しており、ほぼほぼ訪れたことのある所でしたが懐かしく思えました。 加藤さんが好きになり、他の本も読みたく思えました。

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2020/03/22

加藤則芳さんの本2冊目読了。 この本は加藤さんの山や自然に対しての想いが詰まっている。 中でも、バックカントリーとフロントカントリーという考え方に共感した。私はいつもバックカントリーで自己責任の元遊んでいるのだと再認識した。

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2019/12/08

山を長くやっていながらも恥ずかしながら「ロングトレイル」の世界をほとんど知らず、また知ろうともしていなかった。2010年を過ぎたあたりから山雑誌等で「信越トレイル」の記事をみかけていたが自分の関心は専らアルパインクライミング、沢登り、山スノボに傾倒していた。 しかし今は「ロング...

山を長くやっていながらも恥ずかしながら「ロングトレイル」の世界をほとんど知らず、また知ろうともしていなかった。2010年を過ぎたあたりから山雑誌等で「信越トレイル」の記事をみかけていたが自分の関心は専らアルパインクライミング、沢登り、山スノボに傾倒していた。 しかし今は「ロングトレイル」に興味津々な自分がいる。日々で関連書物やネット記事を楽しく読み漁りつつ、「さて、どこをあるこうか」と計画の実行を虎視眈々と狙っている(笑)。 日本で早くからロングトレイルのすばらしさの啓蒙に尽力していた加藤さん、著者の強い思いが詰まった「信越トレイル」、ぜひ実際に歩いて色々なものを感じてみたい! そしてアバラチアントレイルにジョン・ミューアトレイル、死ぬ前に絶対歩きたい...、さあいつ行こうか...!

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2019/05/26

不治の病で亡くなった方なので、いろいろ考えさせられる。自分が行ってみたい場所の為、この手の本を読み込んでいる。カナダのトレイル

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2014/08/14

本格的に山登りをはじめて5,6年たち、最近ちょっとマンネリ化してきた感があった。 しかし、この本を読み、著者のような自然に対する豊かな感性、遊び心に溢れた自由な発想、自然保護やバックパッキングの思想などがあれば、自然を愉しむ術はまだまだ無限にありそうだと感じ、とても良い刺激になっ...

本格的に山登りをはじめて5,6年たち、最近ちょっとマンネリ化してきた感があった。 しかし、この本を読み、著者のような自然に対する豊かな感性、遊び心に溢れた自由な発想、自然保護やバックパッキングの思想などがあれば、自然を愉しむ術はまだまだ無限にありそうだと感じ、とても良い刺激になった。著者に敬意を表し、信越トレイルもいつか歩かねば。

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2012/10/06

日本の山歩きが頂上を目指す垂直志向が主流であるのに対し、欧米では原生自然の中を水平に移動するというスタイルも一般的なのだそうです。世界各地のロングトレイルを経験した作者が、歩き旅の魅力や自然との関わり方を熱く語った一冊です。 それにしても欧米のトレイルは、距離や規模、自然保護への...

日本の山歩きが頂上を目指す垂直志向が主流であるのに対し、欧米では原生自然の中を水平に移動するというスタイルも一般的なのだそうです。世界各地のロングトレイルを経験した作者が、歩き旅の魅力や自然との関わり方を熱く語った一冊です。 それにしても欧米のトレイルは、距離や規模、自然保護への取り組み方も、日本のそれとはケタ違い。本書ではこの分野の先進国であるアメリカの自然環境保護運動の歴史や、アウトドアの概念、道具への思い入れなども紹介されていて、学ぶところがたくさんありました。 自然を愛し、世界中の森林・原野・山地を歩いて旅をし、国内の環境保護や、信越トレイル開拓に力を注いでこられた著者ですが、現在は筋萎縮性側索硬化症という難病を患っておられるようです。日本の自然には四季があり、他に類を見ない美しさであると著者はおっしゃっています。多くの人がその意思を受け継ぎ、日本の美しい自然が未来永劫守られることを願ってやみません。

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2012/09/04

ピークハントを目指さない。ロングトレイルのあり方、参考になった。すぐ近くにいいトレイルがあるのを忘れてた。トランス静岡 駿河湾から南アルプスまで…冒険を始めます。

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2011/10/08

加藤さんの自然やトレイルに対する思い入れが伝わってきます。 高い山を登るのは無理だけど、少しずつ長い距離を歩くことに挑戦してみようかと思いました。

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2011/10/30

長い距離を歩くのが好きなので読んでみたのだが,アメリカの国立公園の思想に深く影響を受けた著者の自然観や理念の前面に出た本で,私には馴染めなかった.歩くのが仕事ならいろいろ考えながら歩くけど,歩くときくらい何も考えずに歩きたい. 一つだけ新しく知ったこと.尾瀬国立公園の40%は東京...

長い距離を歩くのが好きなので読んでみたのだが,アメリカの国立公園の思想に深く影響を受けた著者の自然観や理念の前面に出た本で,私には馴染めなかった.歩くのが仕事ならいろいろ考えながら歩くけど,歩くときくらい何も考えずに歩きたい. 一つだけ新しく知ったこと.尾瀬国立公園の40%は東京電力の土地なのだそうだ.東京電力は自然保全にもお金を出しているらしい.今後はこういうことも世論からの圧力でできなくなるんだろうな.

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