カンボジアと子どもたちの戦後 地雷・貧困・エイズ・人身売買 の商品レビュー

藤井秀樹(著者)

2012/10/28

カンボジアの人々と出会い、心動かされた筆者がその思いを綴った本。本というよりは写真集に近い。個人的には既に見知った内容ばかりだったので得るものは少なかったが、カンボジアに興味がある人には読んで貰いたい。今回は評価無し。

2011/10/30

出版されたのは2004年。
現在とはまたずいぶん状況も変わってきていると思う。

NGO「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダー」の活動から著者はカンボジアへのきっかけを得る。
オープン当時のアンコール小児病院のこと、地雷のこと、AIDSのこと、子どもの教育のことetc.について紹介されている。
写真家として、どう関わっていきたいのかも。

“運命に頼らず、幸せを感じるためには努力するしかない。困ったときは、知恵を働かせればいい。そうすれば何かしら突破口が見えてくるものだ。”
これは我々日本人にも言えることだろう。

内容としては、もうちょっと踏み込んだところが読みたかったとも思う。

2009/12/01

夏に大学で教職の授業で出会った方がカンボジアの実態を話してくれて
今、一番行きたい海外です。
大学が落ち着いたら行こうと思ってます。

戦後復興の現実を。
南北問題の実態を。
日本人が忘れかけている大切なものを見つけられるのではないかなと期待をしています。

旅行でなく、何かしらのボランティアという形で現地に入れたらいいなと思います。

そんなことを改めて考えられて一冊。

2009/10/04

カンボジアの子どもたちが置かれている負の現状（地雷、HIV/AIDS、人身売買など）を、写真と文章で紹介する本。正直文章の内容は浅いけれども、カンボジアの貧困問題に対する入門書としてはちょうど良いのではないでしょうか。

左ページに写真、右ページに文章という構成が、少しだけ斬新です。

2009/10/04

写真学校校長のお話。昔の自分と重ねてカンボジアの子供たちを見ている彼。ひとりの写真家がカンボジアの子供たちを助けているというのを新聞で見て何かを感じたらしい。最初は早く帰りたいと思った彼も、子供たちの笑顔、瞳に動かされていく。