男はみんなろくでなし? の商品レビュー
第150回 あなたにとっての"例外"の人って?...(2012.8.3) あなたにとっての"例外"の人って? この本は現代ロシア女流作家による恋愛小説です。 主人公マーシャの出会う男性といったら、ロクデナシーコフ、ロクデナシーチン、...
第150回 あなたにとっての"例外"の人って?...(2012.8.3) あなたにとっての"例外"の人って? この本は現代ロシア女流作家による恋愛小説です。 主人公マーシャの出会う男性といったら、ロクデナシーコフ、ロクデナシーチン、ロクデナシーロフ...という、見るからに"ろくでなし"な男たちばかり。 そんな彼女がついに運命の男性に出会います。 彼は本当に"ろくでなし"ではないのか? また、冒頭部に登場する謎の崇拝者の正体とは...? 答えは最後の最後まで分かりません! タイトルに怖気づいてしまった方、ぜひ手にとって読んでみてください。 女性にとっても、もちろん男性にとっても...最後の"?"が救いですよ。 ※翻訳者の織田桂子さんは外大ロシア学科の卒業生です。 先輩の活躍は嬉しいですよね。
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現代女性の恋愛小説 と一言で言ってしまうには惜しいくらい、ユーモアがあり機知に富み、何より主人公の潔さが清々しかったです。 書き方が代わると、擦れっ枯らしの人物像と陳腐なラブストーリーになる危険性もあるのに、作者と訳者の力量で、品よくまとまっていたのが好印象でした。
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