キモメン探偵、謎を解く の商品レビュー

鯨統一郎【著】

2015/01/19

2011年当時のアイドルシーンに作者が投入した創作アイドルは、70年代に活躍したあの二組を思わせる。
力道山が生きていて前田日明と闘うという『平成元年の空手チョップ』と同じく、小説だからこそ楽しめる夢の世界。

2013/12/01

まさかまさかのアイドルヲタクの話です。

現実でもこんな風にアイドルに近づければいいのですけれどね。

2013/08/14

鯨さんの作品は好きですが、これはうーんって感じ。四天王もキモメンと言う割にはイラストがそんなにキモくないし、水に濡れるとイケメン設定を持ち出して捜査するのかと思ったらそうでもないし。
大御神刑事の勘で捜査するとかどーなん！って感じを主人公は責めないし、スッキリして終われなかったなあ。

読みやすい作品で、流行りのアイドルをもじったりするのは鯨さんらしかったです。

2013/04/18

キモメン4人組(うち1人隠れイケメン)が愛するアイドルグループの為にその無駄に高いスペックを生かして奮闘する。

所属する事務所の社長が殺され、アイドルグループ、SETのメンバー、天堂あすかに容疑がかかった。
SETファンクラブ(私設)の4人は愛するあ～ちゃんの疑惑を晴らすために凄まじい行動力を発揮する。

設定は面白く、推理小説でありながら、コメディ要素を多分に含んでいる。オタクとはここまで行動力が発揮できるものか。
刑事のキャラ設定が少し残念なのと、その刑事2人の顛末が書かれなかったのが惜しい。
軽くて気軽に読めたが、コメディチックならもう少しはっちゃけて欲しかった。物足りない。

2012/09/09

大変読みやすく、主人公設定も王道。でもなんか……うーん。ふつう？
さくっと読めるけど余り残らない作品。

2012/07/25

厚さの割りに短時間で読めました。なんだかいろんな設定があるのに、それを活かしきれていなかったような。

2012/03/07

20120306
設定ありきなのか、なんだろう、さらーっと終わってしまった。
水をかぶるとイケメンという設定はほぼ使いこなせてないし。笑
もしかして続きがあるならそちらで活きるのかな。
伏線は回収されてるから、なるほどー！とはちょっとなるけど、
長編じゃなくて短編にしたほうが面白かったような。
中編とか。
あと、人物紹介がイラストになってるけど、それは謎でした。
描き分けも微妙だったし。
私がそもそもいらないタイプなのかもしれないけれど、
それにしたって、うーん、どうだろう。

目次
第一章　キモメンって誰ですか？
第二章　社長を殺したのは誰ですか？
第三章　容疑を晴らせるのは誰ですか？
第四章　動機があるのは誰ですか？
第五章　死刑になるのは誰ですか？
第六章　真犯人は誰ですか？