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平清盛・栄華と退廃の平安を往く。 の商品レビュー

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2011/08/17

日本史上の人物で、蘇我入鹿、平清盛、織田信長、大久保利通は、その時代において、あまりにも先を見通し新しい時代を切り開ける才覚があったが故に、同時代の人に畏れられ非業の死を遂げたと、個人的には思っている。 古代は蘇我入鹿が、中世は平清盛が、近世は織田信長が、近代は大久保利通が描いた...

日本史上の人物で、蘇我入鹿、平清盛、織田信長、大久保利通は、その時代において、あまりにも先を見通し新しい時代を切り開ける才覚があったが故に、同時代の人に畏れられ非業の死を遂げたと、個人的には思っている。 古代は蘇我入鹿が、中世は平清盛が、近世は織田信長が、近代は大久保利通が描いた青写真に沿って、その屍を乗り越えた後継者(それが敵対した者か、直系の者かは別にして)が、形作ったもの。だがそれぞれの人物ほどの才覚がなかった故に、その青写真を現実に落とし込む時に、こぢんまりとまとまってしまった… 歴史に「if」は禁物というが、この4人については、この人が長生きしていたらと考えることで逆に、それぞれの時代の本質をつかむことができるように思う。

Posted byブクログ