まだまだクラシックは死なない! の商品レビュー
「死なないシリーズ」も4冊目。大げさな褒め具合には、ちょっぴり食傷気味だが、でもねえ、読むと買って聴いてみたくなってしまうんだよなあ。 ミヨー「屋根の上の牛」はバーンスタインのCDが定番だが、ルノー・カプソンの新しいCDや、ダリウス・ミヨー自身の指揮のものも紹介していて、ほほうと...
「死なないシリーズ」も4冊目。大げさな褒め具合には、ちょっぴり食傷気味だが、でもねえ、読むと買って聴いてみたくなってしまうんだよなあ。 ミヨー「屋根の上の牛」はバーンスタインのCDが定番だが、ルノー・カプソンの新しいCDや、ダリウス・ミヨー自身の指揮のものも紹介していて、ほほうと思う。ミヨーの曲は、調の違う旋律が絡み合うというとんでもないやつだが、これがなかなかいいんだよなあ。 アイネクライネナハトムジークの編曲版とかも面白い。昔の貴族たちはそういうピアノや弦楽四重奏曲への編曲を自分たちで演奏して楽しんでいたとか。優雅なもんだ。 アメリカの作曲家リー・アクター(この本で初めて知った)のヴァイオリン協奏曲やティンパニー協奏曲のCDは、買っちゃったけど、これが掘り出し物だった。凄くいい。松本さんの言うとおりだった。 有名無名の演奏家・音楽家のたくさんの掘り出し物が過激な誉め言葉で紹介されているので、やれやれ困ったものだ。
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