1,800円以上の注文で送料無料

戦争を取材する の商品レビュー

4.4

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/04

「エンジェルフライト」を読んだ時に名前が出てきて気になった山本美香さんの本。 小中学生向けのノンフィクションで、非常に読みやすい作品でした。 様々な場所での戦争、その原因、その場での人々の暮らしなど、丁寧に書かれていてとても勉強になります。 最後に「無知こそが戦争への引き金になる...

「エンジェルフライト」を読んだ時に名前が出てきて気になった山本美香さんの本。 小中学生向けのノンフィクションで、非常に読みやすい作品でした。 様々な場所での戦争、その原因、その場での人々の暮らしなど、丁寧に書かれていてとても勉強になります。 最後に「無知こそが戦争への引き金になる」という言葉があるのだけれど、本当にその通りだなぁと。無知だからこそ、大きなものに飲み込まれやすくなる。自分で情報を掴んでいくことは、とても大切なことだなぁと改めて思う。 #戦争を取材する #子どもたちは何を体験したのか #山本美香 #20240204 読了

Posted byブクログ

2023/12/17

なぜ政治家にはこの思いが届かないのだろう。自分が最前線に立つなどと考えもしないくせに威勢だけはいい醜い自民党のクソ議員どもに読ませたい。子供向けでふりがなも振ってあるからバカでも読めるだろう。とにかく自民党政府は何もしなくてよい。政策など考えなくて良い。そのかわり金は使うな。地元...

なぜ政治家にはこの思いが届かないのだろう。自分が最前線に立つなどと考えもしないくせに威勢だけはいい醜い自民党のクソ議員どもに読ませたい。子供向けでふりがなも振ってあるからバカでも読めるだろう。とにかく自民党政府は何もしなくてよい。政策など考えなくて良い。そのかわり金は使うな。地元にずっと帰って東京に戻って来なくていい。国会では全員寝ていてかまわない。その方が日本はずっと良い国になると思う。あんな下衆どもより地雷犬の方がはるかに良い仕事をしていると思う。

Posted byブクログ

2023/07/27

私達が平和に暮らしている中で世界のどこかでは死ぬかもしれないと怯えている人がいたり、子供なのに誰かを殺さなければいけない状況にいる事実をこの本を通して知りました。技術が発展して豊かになって私達が現代的な生活をしている中で難民キャンプで綺麗な水もご飯もないまま暮らしている人がいると...

私達が平和に暮らしている中で世界のどこかでは死ぬかもしれないと怯えている人がいたり、子供なのに誰かを殺さなければいけない状況にいる事実をこの本を通して知りました。技術が発展して豊かになって私達が現代的な生活をしている中で難民キャンプで綺麗な水もご飯もないまま暮らしている人がいるというまま私たちは幸せと言えるのかなと感じました。どうしたらもっと世の中の人が恐怖に怯えずに生活できて夢を持つことができる世の中にあるのか私達不自由ない暮らしをしている人は考えるべきだと感じました。

Posted byブクログ

2019/05/04

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000186812

Posted byブクログ

2018/10/29

何故戦地に赴いて取材をするのか? 何故危険な地域で取材するのか? 丁度いまこの問題がクローズアップされているので、この本を手に取りました。 児童書として子どもたちを読者対象に書かれているため、内容も戦地に於ける子どもたちが中心となります。戦争で家や家族をなくした子、地雷で体に障...

何故戦地に赴いて取材をするのか? 何故危険な地域で取材するのか? 丁度いまこの問題がクローズアップされているので、この本を手に取りました。 児童書として子どもたちを読者対象に書かれているため、内容も戦地に於ける子どもたちが中心となります。戦争で家や家族をなくした子、地雷で体に障害を負った子、少年兵として戦争に参加していた子、故国を追われて難民となった子。 各地での様子がその子の経験を通して伝えられます。そこにはその子らの写真と名前も添えられるためどこかの国の誰かの話でなく、例えばコソボに住む13歳の少年アデムの経験というように直接的に届くのです。現地に赴き当人と話したからこそ伝えられるものがあるでしょう。そしてそれを読むことによって感じるものもあるでしょう。 この本は7年前に出版されています。10年に満たない月日ですが、その間に世の中がここまで変わるのかとの驚きもあります。遠い国の事情として書かれていたことが、この国で目の前で起こっているのです。戦争とは何かを伝えてきた人たちの声が、いま届きにくくなっているのかも知れません。だからこの本は当時の事情を知るためのものというだけでなく、普遍化されたものとして読み継がれるべきものでしょう。 著者の山本美香さんはこの本を出されたあと、取材先で亡くなられています。何故戦地に赴いて取材するのか? 何故危険な地域で取材するのか? そこにいる人たちの声が世界に届けられていること。その声をきちんと受け止めているのか? 改めて考えさせられます。

Posted byブクログ

2016/11/07

ジャパンプレス所属のジャーナリストとして世界の紛争地を中心に取材し、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞などを受賞。2012年8月20日シリアでの取材中、政府軍の銃撃により殺害された山本さんの最後の著書。東京へ行く新幹線の中で、一気に読みました。 読み手を小学上級向きとして書かれた...

ジャパンプレス所属のジャーナリストとして世界の紛争地を中心に取材し、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞などを受賞。2012年8月20日シリアでの取材中、政府軍の銃撃により殺害された山本さんの最後の著書。東京へ行く新幹線の中で、一気に読みました。 読み手を小学上級向きとして書かれた本に登場するのは、山本さんが戦場で出会ってきた読み手と同じ年齢層の子どもたち。彼・彼女らが置かれている状況・傷つけられ事実・その中で受けてきた精神的な苦痛を読むと、ほんとうに心が痛みます。「幻肢痛(げんしつう)」(手や足を失った人が、ないはずの手の先やつま先に激しい痛みを感じること)を抱える子どもたちの消えることのない苦しみに、言葉を失います。 地雷の非人道性、戦場に送られる兵士たちの生活、難民生活の実態、背景にある国同士の思惑等々、戦争が何故起こるのかを考える上での視点もきちんと触れられています。 この本を読んだ同じ年齢層の子どもたちは何を感じたのか、話してみたくなりました。そして、自分も含めた大人たちは子どもたちに語る言葉をきちんと持てているのか心配になりました。 「違っていることは壁でも障害でもありません。人間はひとりひとり違っているからこそ、豊かな関係を築いていけるのです。だれもがちがいを学び、相手の気持ちを考え、他人を理解しよう努めることで、お互いの価値観のちがいを乗りこえることができるのではないでしょうか」は山本さんの読者へのメッセージ、その通りだと思うし実践することが求められていると思います。 おすすめの一冊です。

Posted byブクログ

2015/11/29

山本美香さんが亡くなった時に購入したまま読んでいなかったのを発見して、読んだ。 子供用の本にも関わらず、やはり学ぶことがたくさんあった。こういった世界の現状を研究する学問を学んでいても知らないことばかり。どんなに知ろうとしても知り切ることなんてきっとできない。でも、すべて同じ地球...

山本美香さんが亡くなった時に購入したまま読んでいなかったのを発見して、読んだ。 子供用の本にも関わらず、やはり学ぶことがたくさんあった。こういった世界の現状を研究する学問を学んでいても知らないことばかり。どんなに知ろうとしても知り切ることなんてきっとできない。でも、すべて同じ地球で今この瞬間にも起きている現実。もっと知りたい。

Posted byブクログ

2015/02/20

子ども向けの文体、内容だけど、大人が読んでも響くものがありました。 ニュースでは知ることができない、戦争の中で暮らす人々。息子を亡くしたお父さんの言葉が印象的でした。 自分たちを見ていてくれるひとがいること、忘れないでいてくれていること、が心の支えになる。 一人一人に向けられ...

子ども向けの文体、内容だけど、大人が読んでも響くものがありました。 ニュースでは知ることができない、戦争の中で暮らす人々。息子を亡くしたお父さんの言葉が印象的でした。 自分たちを見ていてくれるひとがいること、忘れないでいてくれていること、が心の支えになる。 一人一人に向けられた山本美香さんのまっすぐなやさしさが感じられる本でした。

Posted byブクログ

2014/06/26

とても理解しやすい文章で、戦争、紛争、世界で起きている争い事を紹介している。 写真も説得力があるし。 小学高学年~対象の本ではあるけど、大人が読んでも、十分読み応えがありました。 装丁の子供の笑顔が、とても良いです。

Posted byブクログ

2014/06/23

職場の方に勧められて読みました。 大変わかりやすく、かといって薄っぺらい内容でもなく、 伝えたいことを必要最小限にきれいにまとめられているように感じました。 また筆者が強い自己主張をせず、さりげなく読み手に問いかけるような ソフトな感じが非常によかったです。

Posted byブクログ