情報・戦略論ノート の商品レビュー

岡崎久彦(著者)

2013/02/10

戦後アメリカが圧倒的に強かったから日本はアメリカに頼っていれば何も心配することがなかった。

情報関係者というのは本来的に根性が狭い。自分が持っている情報はなるべく人に教えないで自分だけで持っていたい。人に教えると情報が漏れると思っている。
情報というのは専門家が重要、能力の応じてカバーする範囲を狭くすれば、たいていの人はちゃんとした情報マンになれる。
どこかの地域を特定してそこの情報を毎日毎日読んでいると半年もすれば専門家になれる。全体の流れも分かるようになる。

今はアメリカが圧倒的に強すぎて、戦略論をやるとするとアメリカの戦略をやる必要がある。

基礎的な軍事知識を持つ必要がある。
古典から学んだ知識と基礎的な軍事知識を持ったうえで、あとは国際関係史と外交史を国と国との力関係という観点から読むことが重要。