1,800円以上の注文で送料無料

愛と苦悩の人生 太宰治の言葉 の商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々に私の好きな太宰治に関する著作を読んだ。 これほどまでに波瀾万丈な人生を歩んだ作家も少なかろう。 今までは、時代背景などが、彼という人間を作り上げてきたと 思っていたが、この本を読み、 太宰治は、いつの時代でも太宰治なのだあった。 たとえ昭和に生まれても、平成に生まれても。 現代の西原理恵子もそうだが、 もの書きという職業はなんと皮肉なのであろう。 書き手の人生が、波乱に満ちた人生であれば、あるほど、 文章に重みがある。 改めて太宰治の文章は、太宰治の実生活から、 生まれでた、ありのままの叫びであることを知った。

Posted byブクログ