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元禄無頼(上) の商品レビュー

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2022/08/20

1985(昭和60)年発行、光風社出版の単行本。タイトル通り『元禄』時代の『無頼』な旗本の話。やくざ的な旗本とそれに対する取り締まりは、江戸前期にはあったが、もう少し前の時代のモノだと思うのだが。まぁ、栗本薫特有のやくざ的な、(生活全体だが、特に性的に)気ままな生活を行う登場人物...

1985(昭和60)年発行、光風社出版の単行本。タイトル通り『元禄』時代の『無頼』な旗本の話。やくざ的な旗本とそれに対する取り締まりは、江戸前期にはあったが、もう少し前の時代のモノだと思うのだが。まぁ、栗本薫特有のやくざ的な、(生活全体だが、特に性的に)気ままな生活を行う登場人物と元禄時代のある意味華やかな時代背景はあっていると思う。内容は以前読んだ記憶がある柳沢吉保が狂言回しの作品だと思っていたのだが、違った。『元禄心中記』の方か。

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2020/10/22

本の帯に「耽美時代長編」とありますが、栗本薫らしく「やおい」ものです。 とはいえ、男と女の話もあります。しかし、男女間はプラトニックで男同士は肉々しいと言うのが何とも。(^_^;) しかし文体がいつもの栗本薫ではなく、時代劇に良く合っています。このへん正に、変幻自在。 この「上之...

本の帯に「耽美時代長編」とありますが、栗本薫らしく「やおい」ものです。 とはいえ、男と女の話もあります。しかし、男女間はプラトニックで男同士は肉々しいと言うのが何とも。(^_^;) しかし文体がいつもの栗本薫ではなく、時代劇に良く合っています。このへん正に、変幻自在。 この「上之巻」では主人公源三郎がピンチに。進之丞少年の「友人」吉弥少年もピンチに。「下之巻」ではどうなるんでしょうか。

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