剣客商売 の商品レビュー

池波正太郎(著者)

2013/02/22

石の上に腰をおろした小兵衛は、まるで鋏みで髪を切るように薪を割っていた　薪割りを持つ小兵衛の手がうごかぬほどに動いている。薪割りの刃が軽くふれただけで、薪が二つに割れ４つに割れて行くのだ　山田勘介は死人そのままに、ぐったりと両目を閉じ、観念しきっている

2009/10/07

シリーズ1巻。普段はのんびりとした老人なのにいざとなると滅法強い所が魅力。息子が心配でしょうがない父親な面がまたおもしろい。

2009/10/04

同じ池波正太郎先生の「鬼平犯科帳」は小説より中村吉右衛門やジプシーキングスなどのＴＶドラマの方が好きで、「剣客商売」はＴＶは全然面白く無くて見ませんでした。