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近代百年カレンダー 暮しと文化の雑学百科 の商品レビュー

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2016/01/01

今年の夏、大きな古書展がやっていたのでそこで見つけたもの。 太宰や久米雅夫、仲勘助を読んでいるとどんどん明治や大正、昭和の世界が気になった。 彼らはどんな社会で、どんな世界で、どんな価値観や常識をもって生きていたのだろうと今でも興味津々。 この本は、ひとつひとつ「学生運動」「...

今年の夏、大きな古書展がやっていたのでそこで見つけたもの。 太宰や久米雅夫、仲勘助を読んでいるとどんどん明治や大正、昭和の世界が気になった。 彼らはどんな社会で、どんな世界で、どんな価値観や常識をもって生きていたのだろうと今でも興味津々。 この本は、ひとつひとつ「学生運動」「海水浴」「郵便」「クリスマス」という風に成り立ちを解説してくれている。 中でもびっくりしたのは「サマータイム」 私はずっと日本もサマータイムを導入したらいいのにと思っていた。 なんて日本は遅れているんだ、まだ19時なのにこんなに明るいじゃないか!なんて毎年夏になると思う。 でも実は戦後23年から3年間、実際日本もサマータイムをすでに導入していたのだ!!! そしてそれが失敗に終わっていたのだ。 常に新しく合理的なものが持て囃される現代。 私は手間のかかる、昔のものを知りたいと更に思った。

Posted byブクログ