仕事にすぐ効く!クラウド基礎入門 の商品レビュー
技術進歩により、生活にどんな影響を与えるのか?クラウドコンピューティングという言葉で総称されるサービスではどんなものがあり、活用方法はどのようなものか?を知りたくて本書を手にする。サラリーマンである今では、あまり活用できそうもない。社内IT活用のルール上、利用できないサービスばか...
技術進歩により、生活にどんな影響を与えるのか?クラウドコンピューティングという言葉で総称されるサービスではどんなものがあり、活用方法はどのようなものか?を知りたくて本書を手にする。サラリーマンである今では、あまり活用できそうもない。社内IT活用のルール上、利用できないサービスばかり。いずれ定年を迎えるときに、何をするかにもよるが、その時に活用できるツールの一つとして覚えておきたい。
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「クラウド・コンピュータ」という言葉を意識したのは、公文書管理検定の勉強をしている時だったと思う。ぼくの理解では、個々のパソコンのハードディスクにデータを置かず、サーバーにデータを蓄積しておいて、どこからでもデータにアクセスできるようにするというものだった。ぼくは、クラウド・コ...
「クラウド・コンピュータ」という言葉を意識したのは、公文書管理検定の勉強をしている時だったと思う。ぼくの理解では、個々のパソコンのハードディスクにデータを置かず、サーバーにデータを蓄積しておいて、どこからでもデータにアクセスできるようにするというものだった。ぼくは、クラウド・コンピュータは大規模なビジネスに関わるもので、個人とは無縁のものだと認識していた。 ところが、最近、フェイス・ブックやツイッターまでもが「クラウド」と表現されるため、自分が間違った解釈をしているのではないかと心配になってきた。さらには、来週、東京ビッグサイトで開催される「eドキュメント JAPAN 2011」や「ITpro EXPO 2011」を見に行くので、少し「クラウド」に対する理解を深めようと本屋さんで見かけたこの本を買ってきた。 ぼくはライブドアのブログを2005年から書いているが、ブログのデータというのは、ぼくの自宅のPCのHDDに保存されているのでも、会社のPCのHDDに保存されているのでもない。ライブドアのサーバーの中にある訳で、だからこそ、ネット接続の環境さえ整えば、どこにいても、ブログを更新することができる。これが、クラウドの神髄だと、初めて理解することができた。 ぼくはフェイスブックは始めたものの、エバーノートやGメールとは無縁だった。この本は、各種サービスの使い方を、カラーの図を交えながら、分かりやすく説明している。この本を片手にPCに向かえば、とりあえずはどのサービスも始めることができるだろう。 ちなみに、ぼくもグーグルのアカウントを取得し、カレンダーを使ってみた。確かに便利でいいかもしれない。 ぼくのように、携帯電話では一切ネットに接続しないというプアなユーザーはともかく、スマートホンを十二分に活用しようと考える人にも、この本は役立つだろう。 本書の終わり近くで紹介されていた「ポゴプラグ」。これは、手持ちのUSBメモリやUSB接続のHDDをファイルサーバー化して、自分専用のクラウドを構築できるという優れ物である。こんな便利な装置まで実用化されているのかと驚いた。 ホントに知らないうちに技術は進歩しているのだと痛感させられた一冊であった。
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クラウドについて、すぐに使える実用的な紹介で、読みやすい。安価だし良い本。基礎すぎて物足りない無い面も。
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