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学校では教えてくれないお金の話 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2013/08/29

著者は去年41歳で亡くなった。その終い支度を書いた本は、図書館でもまだ何十人か予約待ち。テレビで活躍していた人らしいが、私はほとんどテレビを見ないので、知らず。でも、図書館に所蔵のある本だけでも12冊あって、すごい多作にびっくり。図書館にあった中から「14歳の世渡り術」シリーズ(...

著者は去年41歳で亡くなった。その終い支度を書いた本は、図書館でもまだ何十人か予約待ち。テレビで活躍していた人らしいが、私はほとんどテレビを見ないので、知らず。でも、図書館に所蔵のある本だけでも12冊あって、すごい多作にびっくり。図書館にあった中から「14歳の世渡り術」シリーズ(河出書房新社)の本を借りてみた。 著者は「金銭感覚」を身につけようという。金銭感覚とは、先を見通す力、つまりは、これから先の人生を生きていくために、どれくらいお金が必要かを把握しておく能力のこと。「きちんとした金銭感覚を身につけて、世の中がどんなに変化しても、強く生き抜いていってほしい」(p.5)と、この本は書かれた。 "お金がなくてもゴージャスに暮らせる"という4章の「集才」の話がおもしろかった。それは得意だよという友だちをもとうというのだ。そういう友達を集めるには、自分もひとつでいいから得意分野をもとう。このことなら、とりあえずあいつに聞きにいこうという窓口になれば、人が集まってくる。人が集まれば、世の中の流れが読めるようになる。友だちはお金にも勝る財産だ、と著者はいう。 ▼生きていくとは、世の中の一員になることです。(p.187) 世の中で、自分はどうやって生きていくか、何をしていくか。お金とは、その目的のために使うものだと金子さんは説く。ただ貯めこんでもしかたがない。「お金を回して、広く、多くの人にお金を分配できる人」が立派なのだ、お金を回せる大人になろうという呼びかけが、いいなと思った。そこから人ともつながれる。人のつながりで道が拓ける。 (7/24了)

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2013/05/21

子どもたちに向けたお金に関する本ですが、 大人にもとてもためになりました。 単に、お金を稼ぐこと=守銭奴、ではなく、 世の中のためにお金を稼いで使うことが大切だということ、 不必要にお金を使うのではなく、 意味あることに使っていくということが大切だということが、 丁寧に書かれて...

子どもたちに向けたお金に関する本ですが、 大人にもとてもためになりました。 単に、お金を稼ぐこと=守銭奴、ではなく、 世の中のためにお金を稼いで使うことが大切だということ、 不必要にお金を使うのではなく、 意味あることに使っていくということが大切だということが、 丁寧に書かれています。 生きるためにはお金が必要不可欠、 だけれどもついついそのことに目を背けてきれいごとばかり言いたくなります。 そういうことを率直に、 正しく子どもたちに伝えるのに良い本だと思いました。 子どもたちにぜひ読ませたい一冊です。

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2013/04/16

図書館で借りた本。 子にはまだ早いので、私が読んで、自分の言葉で伝えようと思い、読み始めました。 大人の私でも、考えさせられる場面が多数あり、自分の言葉で伝えると同時に、これはぜひ、子供が14歳になったら自分で読んで欲しいと感じます。

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2013/03/19

中学生向けのお金について考える本。 投資対効果について考えさせられる内容は、非常に有用だと思います。

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2013/02/03

14歳の中学生向けに、お金について分かりやすく説明してくれています。 学校ではお金について勉強する機会はほとんどないと思うので、こういう本を副教材にして学ぶのが良いかもしれませんね。 将来自分の子供に読ませたいと思いましたが、その頃には情勢も変わっているはずなので、その点が心配。...

14歳の中学生向けに、お金について分かりやすく説明してくれています。 学校ではお金について勉強する機会はほとんどないと思うので、こういう本を副教材にして学ぶのが良いかもしれませんね。 将来自分の子供に読ませたいと思いましたが、その頃には情勢も変わっているはずなので、その点が心配。。。 「集才」という表現は面白いですね。 若い人たちに「集才」になることを目指してもらいたいなぁと僕も思います。

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2012/11/05

買い物は激戦区、人生は競争の少ないジャンルを。 子供たちへ向けて書いたお金とのつき合い方。 大人の自分にも勉強になりました。

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2012/10/11

金子さんの >「僕にとって「もうかる」とは、好きなこと、楽しいことをしながら >お金をもらえること」なのです。 は好きな考え方です。そのためなら面倒なこと、苦手なこともやってやろうと思います。

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2012/09/01

さらっと読めた。 なかなかよかったんじゃないかと思う。 「教育ほどすばらしい財産はないだろう」は同意。 これからがんばろうと思った(笑)

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2012/05/08

経済と聞くと脳が停止する私でもとってもわかりやすく読めました。児童書ですが大人が読んでも面白かったです。金子哲雄の見方が変わりました。

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2011/11/29

 ケチは他人に不快感を与えたり、迷惑をかける。一方、節約は自分のできる範囲でお金をかけない努力する。  お金を回して多くの人に分配できる人が立派だと書いてある。確かに世界の成功者はそう努力して人が多いのも事実だ。 沢山お金を持っていても有効利用しないとケチになるのだろうか?  子...

 ケチは他人に不快感を与えたり、迷惑をかける。一方、節約は自分のできる範囲でお金をかけない努力する。  お金を回して多くの人に分配できる人が立派だと書いてある。確かに世界の成功者はそう努力して人が多いのも事実だ。 沢山お金を持っていても有効利用しないとケチになるのだろうか?  子供の時から親から言い聞かされていた言葉 「銭の貸し借りはするな」  この本では、もしも連帯保証人になってと言われたら、「自分が用意できる範囲のお金をあげろ」後で腹も立たないし後悔もしない。確かに一理ある。お金がないと生活できないし、お金に溺れると友人をなくすこと!

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