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知識ゼロからの西洋絵画史入門 の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2024/05/16

山田五郎氏の博識が秀でていて、めちゃ濃い一冊だった。 西洋絵画の描かれた時代が、当時の日本の出来事では何があったかと言うワンポイントが身近に感じられてわかりやすかった。

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2024/03/01

山田五郎さんの知識量と表現力が半端ない! 絵画の始まりから現代まで、どのような移ろいがあったのか、非常にわかりやすく、単純におもしろいです。 初心者でも上級者でも楽しめること間違いなし!

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2023/12/19

前回の読書会でお借りした本。 安心と安定の山田五郎さん、 オトナの教養講座は本当に面白いが、書籍はピンポイントな深掘りこそないが、緩やかにざっくりと西洋絵画史の流れが学べて、こちらもとても面白かった。 美術界隈でよく耳にする用語、ゴシック、バロック、ロココ…など、今さら聞けな...

前回の読書会でお借りした本。 安心と安定の山田五郎さん、 オトナの教養講座は本当に面白いが、書籍はピンポイントな深掘りこそないが、緩やかにざっくりと西洋絵画史の流れが学べて、こちらもとても面白かった。 美術界隈でよく耳にする用語、ゴシック、バロック、ロココ…など、今さら聞けないおおまかな意味やその歴史的変遷がわかったり、はたまた新古典主義的な美しく滑らかで写実的絵画が、抽象画やシュルレアリスムみたいなわかりにくい現代アートに至る道筋、みたいなものまで見えてきて、自分の中の美術史観がとても良く整理される。 紀元前の古代ギリシャ時代のアートはポンペイから発掘されたものぐらいしか例がないのかもしれないが、ギリシア神話の神々のリアルな肉体描写から、キリスト教時代に入り平面的で写実みのないイコン画を経てルネサンスで遠近法やリアリティを取り入れた宗教画の時代に突入。 フランス革命前の時代は、聖書や神話の一場面なんかを、画家はどんな技術で表現するのかにこだわってる感じがあるのだが、革命を経ると、描く素材そのものが宗教から現実の世界にまで侵攻してゆき、近代テクノロジーで発明されたカメラの登場により、この「画家の腕の技術」、だけではなく、「画家の内面世界」をどうやって描き、どんなふうに見せるか、に変化していくのが大変面白かった。 いやぁ…、 これは来年もますます美術館に行くのが楽しくなりそうです。

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2022/08/26

山田五郎さんのYouTubeもたまに見るしね。結構すき。 何を言いたいのかよくわからない所もあったけど、知らなかった面白い絵も知れて◎

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2022/07/24

シリーズ化されている「知識ゼロからの」の西洋絵画史 入門編。あの山田五郎さんの監修。非常に情報量が多いが、一方で全体的な流れを重視しておりポイントをつかみづらいように思った。なんにせよ非常に奥が深い世界なので、繰り返し読んで全容をなんとなくつかむという目的にはよいのではないかと思...

シリーズ化されている「知識ゼロからの」の西洋絵画史 入門編。あの山田五郎さんの監修。非常に情報量が多いが、一方で全体的な流れを重視しておりポイントをつかみづらいように思った。なんにせよ非常に奥が深い世界なので、繰り返し読んで全容をなんとなくつかむという目的にはよいのではないかと思い。他の参考文献もふくめて点として理解したものが線としてつながるとより面白く絵画をみられるのではないかと思う。

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2022/02/28

西洋史全体の流れと、主要な画家たちをキャッチーに知れる一冊。この方の本はノリが軽くて画家を神格化しすぎていないのが、返って人物像や歴史的背景を理解しやすくて好み。

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2021/06/09

【概略】  「知識ゼロからの西洋絵画」が個別の絵画&画家を紹介することに焦点を当てたのに対し、こちらは「西洋絵画の流れ」に焦点を当て、紹介。宗教と絵画の関係、写真などの技術発達と絵画の関係、絵画道具の発達と絵画の関係など、読者の興味がわく事柄も。まさしく知識ゼロでも楽しめる一冊。...

【概略】  「知識ゼロからの西洋絵画」が個別の絵画&画家を紹介することに焦点を当てたのに対し、こちらは「西洋絵画の流れ」に焦点を当て、紹介。宗教と絵画の関係、写真などの技術発達と絵画の関係、絵画道具の発達と絵画の関係など、読者の興味がわく事柄も。まさしく知識ゼロでも楽しめる一冊。 2021年06月08日 読了 【書評】  最近、芸術ブームな中でやはり「読了」としてよいものか。「鑑賞」は一過性のものではないのだけども。まぁ、でも、フックを作る?ということで、よしとしよう。  概略のところで書いたとおり、世界史との関係、とりわけ宗教(キリスト教)との関係からひも解くと、芸術って面白いのかも。具現化される絵画や彫刻といった作品の向こう側にある「人間」が見えてくるね。  数年前までは「好きな絵や画家さんは?」なんて質問に「印象派のルノアール」なんて、超絶ベタな回答しかできてなかったけど、「山田玲司のヤングサンデー」の美術回を皮切りに山田五郎さんにたどり着いた。興味となったフックは「ストーリー」。絵の技巧でもなく、画家の人生。もちろん、絵も素敵なのだけどね。  これから各画家さんのストーリーを掘り下げていくことになると思う。その後、この本をまた読んだらきっと違った見方ができるのだろうなと、楽しみが増えたね。

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2020/08/15

近代絵画入門からの、西洋絵画史入門である。      古代ギリシャ・ローマ〜ゴシック〜ルネサンス〜バロック〜 新古典主義〜近代までの西洋絵画史が超ザックリ解説されていて、名画&画家の裏話も満載である。 各時代の特徴と代表的画家・作品が掲載されている。 マニエリスムのアルチンボルト...

近代絵画入門からの、西洋絵画史入門である。      古代ギリシャ・ローマ〜ゴシック〜ルネサンス〜バロック〜 新古典主義〜近代までの西洋絵画史が超ザックリ解説されていて、名画&画家の裏話も満載である。 各時代の特徴と代表的画家・作品が掲載されている。 マニエリスムのアルチンボルトは、個人的に大好きな作品である。

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2020/08/01

西洋絵画史の流れを浅く広く抑えることができる。 新古典主義やロマン主義などの、聞いたことあるけど意味を知らなかった様式名について簡単に把握できた。

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2020/04/30

解説文がすっきりした文章でなく、頭に入ってこない。読んでスイスイ頭に入る文にして欲しい。 随所に見られる『無理矢理美女にたとえると』というコラムは、この時代にいただけない。出版社の姿勢は、どうなってるのかと思う。

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