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開発・改良の切り札 システム内製を極める の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2020/06/07

内製の理由や効果など、納得がいくものが多い。あるべき動きの1つだと思うので、今後、ITベンダーが価値を提供していくためには、どのような姿勢をとっていくとよいのかな。ところで、あとがきが秀逸ですね。

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2014/02/11

ごく普通の本。 わりとビジネス雑誌に載ってそうな事例が集まっているというイメージで、 そんなに深堀りされていないと思った。 それでも、読めば内製志向の気持ちを後押ししてくれる。 (それがいいことかどうかはわからないけれども。)

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2013/05/26

内容的には事例集に近い。豊富な成功事例中心で、抽象議論はやや少なめ。逆に失敗事例、問題点についてもう少し触れていた方が実践的ではあったか。人・予算などの制約事項を踏まえたうえで、内製とアウトソーシングのバランス・効率的配置が肝になると思うが、そこを豊富な事例から以下に抽出できるか...

内容的には事例集に近い。豊富な成功事例中心で、抽象議論はやや少なめ。逆に失敗事例、問題点についてもう少し触れていた方が実践的ではあったか。人・予算などの制約事項を踏まえたうえで、内製とアウトソーシングのバランス・効率的配置が肝になると思うが、そこを豊富な事例から以下に抽出できるかが、あるいは本書のポイントか。アイデアは詰まった一冊だと思う。

Posted byブクログ

2012/04/21

#029 開発・改良の切り札 システム内製を極める 4月から取り組んでいる新しい仕事で、隣の先輩が読んでいるのをチラ見して、Amazonしたら良さそうだったので読んでみた。内容をまとめると、ビジネススピードが日に日に増して行く昨今、ITベンダーに任せていたらちんたら開発しやがって...

#029 開発・改良の切り札 システム内製を極める 4月から取り組んでいる新しい仕事で、隣の先輩が読んでいるのをチラ見して、Amazonしたら良さそうだったので読んでみた。内容をまとめると、ビジネススピードが日に日に増して行く昨今、ITベンダーに任せていたらちんたら開発しやがってカットオーバーの頃には要件変わってて使い物にならねえよ、もういいや自分で作るよ!と言ってくださる先進的情報システム部様方の成功物語。我々SIerとしては、システム内製がブームになるなんて由々しき事態、じゃあどうするかというと縮小して行く市場をのほほんと指を咥えて見ているだけか、ふんばって内製を超える価値を提供してお客様に認めていただくか、のどちらかなのだろう。 長引く不景気の煽りでコスト削減の大号令のもと、アウトソーシングがブームだ、という(我々にとって)追い風となる話題もある中、自分たちの都合のいい話だけを聞いているだけでなく、苦しい話もちゃんと聞いて次の一手を考えなければいけない、ということに気づかせてくれた一冊でした。 とはいえ日経ホニャララの飛ばし記事にも何度か騙されてるので、鵜呑みにしないでまずは内製とアウトソーシング、どちらがどうなっているかというきちんとした数字をおさえるのが次の一手なのかしらん。

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2012/01/21

いろんな事例が紹介されており勉強になった。現場の人間としてモチベーションがあがった。マネージャーにこそ読んで欲しい。

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2012/01/18

本書はユーザー主体開発の事例集だ。「内製」とはいっても意味するところは広いのだが、大きく分けて2つのパターンが伺える。1つは、情報システム部門が基幹系や情報系を自前で開発・保守するというもの。こちらが一般に言われる内製だろう。もう1つは、利用部門がRFP作成や画面設計などを行なう...

本書はユーザー主体開発の事例集だ。「内製」とはいっても意味するところは広いのだが、大きく分けて2つのパターンが伺える。1つは、情報システム部門が基幹系や情報系を自前で開発・保守するというもの。こちらが一般に言われる内製だろう。もう1つは、利用部門がRFP作成や画面設計などを行なうもの。情シスやベンダーへの丸投げを廃して真に業務に役立つシステム設計を実践するとともに、自らの手で業務改革(BPR)を行なう事例も存在する。 私がこれからの可能性を感じているのは、上の2パターンを融合したものだ。「利用部門が業務アプリを自前で開発・保守する」ことになる。これまでの利用部門のICT活用としては、ExcelやAccessなどOfficeアプリケーションによる簡単なシステム構築が圧倒的に多かっただろう。ソフトウェア開発に詳しくない人がExcelやAccessで開発すると作成者以外には保守が困難な成果物ができ、「Excelレガシー」と呼ばれたりする。 近ごろは、ノンプログラミングで業務アプリを作成できる製品が増えてきた。これについては、Wagbyというツールの「他社製品との比較情報(http://wagby.com/comparison.html)」が詳しい。このページはWagbyの製品紹介サイトでありながら、割と公平に各種ソフトウェアを比較している。利用部門が使用するなら拡張性は不要なので、kintoneやUnitBaseがよさそうだ。一方で情シス部門が内製の工数削減のために使うならGeneXusが興味深い。

Posted byブクログ