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御巣鷹の謎を追う の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/10/25
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事故発生から救出開始まで12時間以上要した経緯と、その過程における防衛庁や自衛隊の動きについて。 あるいは、事故原因を圧力隔壁の損壊とそれに起因する急減圧とした事故調の判断やその調査方法・対応に関する疑問点などが詳細に網羅され、資料性も高く評価できよう。 とりわけ、事故調査と刑事捜査の明瞭な棲み分けもなく、警察優先の捜査と一環になってしまっている日本の事故調査委員会の後進性に焦点を絞った第6章は、「3.11原発事故調問題」にも直結する今日的課題を彷彿とさせる。      -2013.03.23記-

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2017/09/07
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客室乗務員の方が改めて本を出されたので、御巣鷹山の本とゆう事で読みました。 壊れた機体を旋回させず、渥美方向で池にでも着水すれば助かったんじゃないかと思ってしまう。おっとあぶないは、何に当たったのでしょう。米軍機にしろ自衛隊機にしろ事実を隠蔽する為に人命救助を遅らせたとしたら、神も仏もない。

Posted byブクログ

2014/08/25
  • ネタバレ

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1985年に発生した日航ジャンボ機墜落事故を取材した著者が事故の謎について追ったドキュメンタリー。 航空の専門用語はやや分かりづらかったが、初動救助の遅れ、事故調査委員会の調査報告書の不備などの事実を知ると520人の犠牲者を出した事故の教訓が空の安全に活かされているのかと不安に感じた。 このような事故を二度と繰り返さないためにも、事故の原因の究明は果たさなければならないと思った。

Posted byブクログ

2011/10/30

米田 憲司 (著) 520人の命を奪った日航123便墜落事故…。20年にわたる取材で明らかになる真実。垂直尾翼の突然の損壊・消失という前代未聞の原因。墜落現場が特定できず救出を遅らせた自衛隊。米軍の救助が寸前で中止された事実。相模湾から尾翼の破片をすべて回収することなく、早々と出...

米田 憲司 (著) 520人の命を奪った日航123便墜落事故…。20年にわたる取材で明らかになる真実。垂直尾翼の突然の損壊・消失という前代未聞の原因。墜落現場が特定できず救出を遅らせた自衛隊。米軍の救助が寸前で中止された事実。相模湾から尾翼の破片をすべて回収することなく、早々と出された事故調の結論などなど。著者が執念をかけて追い続けた渾身の一冊。ボイスレコーダーの分析も入って、ついに文庫化。

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2011/07/30

文庫になってたので購入して再読。 単行本は墜落までの飛行機の状態をCGで再現したDVDが収録されていたのですがさすがに文庫にはついてません。 単行本を呼んで4年ぐらい経ってるんですが、その間に変わった事など無く、結局はすべてが未だに推測の域を出ないままです。まあ、これは著者に責任...

文庫になってたので購入して再読。 単行本は墜落までの飛行機の状態をCGで再現したDVDが収録されていたのですがさすがに文庫にはついてません。 単行本を呼んで4年ぐらい経ってるんですが、その間に変わった事など無く、結局はすべてが未だに推測の域を出ないままです。まあ、これは著者に責任があるわけじゃないんですが。と言う訳で特に新しい情報も無いんですが、改めて、航空機事故に対する日本と海外の姿勢の違いに驚きました。

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