ウェディングケーキにご用心(1) の商品レビュー

ジェンマッキンリー【著】,上條ひろみ【訳】

2014/06/29

主人公たち、メル、アンジー、テイトの幼なじみ三人組が年齢(そして経歴)のわりにちょっと純朴すぎというか子供っぽいし、他にも子供じみた振る舞いをする人がずいぶん出てくるんですが、話の長さ、読みやすさ、美味しそうなカップケーキも出てきて、まさにお茶の時間などにリラックスして読めるコージーミステリ。三人組が古い映画のファンで頻繁に台詞を引用しては、どの映画からの引用か当てっこするのも楽しめました。

巻末レシピ
ブロンド⚫ボムシェル　(43p)
　　ローストアーモンドの作り方
　　バタークリーム⚫フロスティングの作り方
ティンカーベル　(93p)
　　ラズベリー⚫バタークリーム
デス⚫バイ⚫チョコレート　(88p)
　　ダークチョコレート⚫ガナッシュの作り方
モヒート　(159p)
　　ラム風味のバタークリーム⚫フロスティング

その他レシピなし
ピニャコラーダ⚫カップケーキ　36p
レッドベルベット　49p
クッキー⚫アンド⚫クリーム　49p
プリティ⚫イン⚫ピンク　89p
キャロット⚫カップケーキ　216p
チェリーボム　220p
ココナッツ⚫カップケーキ　248p
バニラ⚫カップケーキ　270p
ムーンライト⚫マッドネス　274p

Sprinkle with Murder
by Jenn McKinlay

2012/06/02

20120530
思ったよりもハラハラ楽しめた。
肩書きを読んだだけだとイメージが掴めない人が多かったけど
個性的だったと思う。
しかし、私自身がさほどカップケーキが好きではないみたいで、
あまりケーキに惹かれなくて、なんか残念。
続きも出たら読もうかな。

2012/05/18

ふと目に付いて、甘いものが読みたくなって。カップケーキのカラフルが取り柄のコージィミステリ。それなりに楽しくは読みました。

2012/02/10

念願かなって故郷にカップケーキのお店を開いたメルトアンジー。
共同出資者でもある幼馴染のためにウェディングケーキを作ることになったものの、その婚約者が強烈で…。

シリーズ第1作と言うことで、これでもかってぐらいキャラを登場させていて、その分描写が薄くなってしまっている。
この人今回必要か？ってキャラも多かった。
作者の意気込みだけは買うけれど、ちょと勿体無いなあ。
アンジーの兄ちゃんたちは1人1人出しても十分間が持つキャラだと思うんだけど。
そしてまだまだ素人探偵をはじめたばかりなので、捜査が聞き込みのみになってしまって動きが乏しく、それで事件が解決してしまうのがなんとも。
警察が無能に見えてしまう。
犯人もありきたりで、ひと捻りが欲しかった
この先の成長を期待して、暫く続きを読んでみようとは思う。

2011/09/07

コージーミステリーが大好きな私。（*^_^*）

映画好きの仲良し３０代の三人組男女（女２・男１）がいて往年の名画からの台詞の引用が随所に、しかも、女２人・メルとアンジーは美味しいカップケーキ屋さんで、男・テイトは金持ちの御曹司、主人公はメルで実はアンジーの兄にずっと片思い・・・。

なんて、もう私の好きな状況がてんこ盛りじゃあないですか～～～！（*^_^*）

３人組の男女それぞれがとても好ましく、また、その家族には迷惑キャラがチラついてるけど、まぁ、許せる範囲だし。

ただ・・・・初回の事件とその被害者は、なんというか、あまりにあまりじゃないですか、という涙ものにイヤな展開で正直、途中で止めようかと思ったくらい。でも、ここで止めると３人組に降りかかった災難が解決しないままだぁ～～、という義理人情（*^_^*）から、なんとか力づくで読んじゃいました。

でも、メルの恋の行方は気になるし、アンジーとテイトもとても好き。
既にシリーズ化されて本国では三冊出ているとか。
第二作の翻訳出版も予告されてたので、今度はもう少し「まともな迷惑キャラ」（って変だけど）でありますように！でございます。（*^_^*）

2011/08/30

とっつきやすいストーリー＋『あぁ、分かる分かる』
という女性としての共感を感じた１册。
ロマンス系文庫での定番設定がこれでもか！　と、
デコレーションされている甘い甘いミステリー。