悲しみを忘れないで の商品レビュー

諸富祥彦【著】

2012/03/23

本屋で手に取ったら、あまりにも行間がスカスカなので、
立ち読みで読み終えました。
１ページに少なければ３行ほど、最大でも１２行前後。
これで１２６０円？高すぎませんか。

辛い気持ちを話せる相手が必要、ってわかってます。
黙って聞いてくれる相手が必要。そうですね。
でも、そんな相手はそうそういませんよ。
黙って聞くなんて、ふつうの人間には難しい。
「辛いのはわかる、でもね・・・」と始まるおなじみのお説教。
人に話すたびに傷つけられるのです。

そして、被災して我が子を失った親は、
「悲しくてたまらない時にスーッと気持ちが楽になる呼吸法」
なんて、考えもしませんよ。
呼吸ひとつで楽になるほど、悲しみはたやすくない。
自分だけが楽になるなんて、我が子に申し訳なくて考えられない。

諸富先生は遺族のどん底の苦しみをわかってないですね。

2012/03/10

３．１１。

あの日の出来事は、僕たちに、
何を問いかけてきているのだろう。

未来への一歩を、踏み出すために。