偽りのドラグーン(5) の商品レビュー
- ネタバレ
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ちょっとラストが駆け足の感があった気はするけど、これ以上引き延ばしても意味はないのかもしれない。 結局、ジャンがヴィクトルの名を奪い取ることでつけた決着。そう来るかーと思いました。 ジャンがジャンであるまま、ヴィクトルと対決するのかと思っていたのでね。でも、そうじゃなかった。 ただ、ヴィクトルにもヴィクトルの正義と主張があり、それがあまり語られることがなかったのが残念。もちろん、これはジャンの物語なので、必要以上にヴィクトルのことが語られる必要はないと思うのだが。 ヴィクトル側からでも一本物語が書けるよね、と思ってしまった。 ラストはクリスとの淡い想いを実らせる感じで、よかった。その後、姫様がジャンを好きになってしまって、という展開もあるのだろうな。 恋愛面では、ラフエッジのエピソードに泣いた。『五分だけ号泣する』という言い方がたまらない。
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よくぞこの一冊でまとめてくれました、というのがまず思うところです。 今までに比べると駆け足な展開になっているものの、描くべきところはしっかり描かれていたと思います。 若干打ち切り気味なのでしょうがないのですが、やっぱりレガリオン側の話をもっと掘り下げてほしかったです。グロリアと...
よくぞこの一冊でまとめてくれました、というのがまず思うところです。 今までに比べると駆け足な展開になっているものの、描くべきところはしっかり描かれていたと思います。 若干打ち切り気味なのでしょうがないのですが、やっぱりレガリオン側の話をもっと掘り下げてほしかったです。グロリアとヴィクトルの想いや、その背景をもう少し見ておきたかったなぁ、と。 それにつけても、三上さんが生みだすヒロイン達は本当に可愛いですね。 MW文庫のアレも大好きですが、電撃文庫の三上さんの作品はもっと好きです。 次回作も期待して待とうと思います。
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