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勘定科目別 不正・誤謬を見抜く実証手続と監査実務 の商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2012/10/19

決算の度、この本の有用性に気付かされる。監査人として勘定科目のリスクはなにか、リスクに対応してどういった手続を策定すべきか、手続を実施する際の留意点が詳細かつ丁寧に記述されており監査手続の効率化に一役かっている。監査人だけでなく、経理の方にも監査人がどういう視点で作業を実施してい...

決算の度、この本の有用性に気付かされる。監査人として勘定科目のリスクはなにか、リスクに対応してどういった手続を策定すべきか、手続を実施する際の留意点が詳細かつ丁寧に記述されており監査手続の効率化に一役かっている。監査人だけでなく、経理の方にも監査人がどういう視点で作業を実施しているかの理解の一助になるだろう。

Posted byブクログ

2012/02/02

会計監査に於ける留意点につき、各勘定科目ごとの特性・リスク・監査アプローチを、513ページに渡り、事細かに纏めた本。 他のレビュアーの方が、『いかんせん無闇矢鱈にリスク認識している。シンプルに資産は実在性、負債は網羅性でよいのでは?』と書かれていたが、割と同じ感想で、正直半分く...

会計監査に於ける留意点につき、各勘定科目ごとの特性・リスク・監査アプローチを、513ページに渡り、事細かに纏めた本。 他のレビュアーの方が、『いかんせん無闇矢鱈にリスク認識している。シンプルに資産は実在性、負債は網羅性でよいのでは?』と書かれていたが、割と同じ感想で、正直半分くらいのページ数で纏められる様な気もする。 しかし勘定科目ごとに、考え得る監査要点を漏れなく挙げているのは、それはそれでありがたく、読み物ではなく辞書的に使うべきなんだろうなぁと思う一冊。

Posted byブクログ

2011/10/04

会計監査のテキストとしての位置づけ。 異常点監査の現代版というべきか、これから監査を学んでいこうとする者にとっては、喉から手が出るようなものである。 科目ごとの特性を書き、個別的にリスクを把握しているのだが、いかんせん無闇矢鱈にリスク認識している。シンプルに資産は実在性、負債...

会計監査のテキストとしての位置づけ。 異常点監査の現代版というべきか、これから監査を学んでいこうとする者にとっては、喉から手が出るようなものである。 科目ごとの特性を書き、個別的にリスクを把握しているのだが、いかんせん無闇矢鱈にリスク認識している。シンプルに資産は実在性、負債は網羅性でよいのでは。 勘定科目の詳細さ、という点においてはトーマツの会計処理ハンドブックの方が優れているが、ことさら基本的な実証手続きの理解に焦点を当てるならば、本書籍の方が良い。 いずれにせよ、監査人携帯必須の一冊である。

Posted byブクログ