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「危機管理・記者会見」のノウハウ の商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2021/05/01

著者の実務体験に基づき書かれた内容は組織を管理する立場にある者なら大なり小なり共感できる事が多い。大いに参考になる!

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2019/11/24

様々な記者会見、組織の危機における対外発信の事例をもとに、組織の対外発信に係る危機管理のノウハウを記述。 コンプライアンス・オフィサーは、組織の尻拭い的な汚れ仕事だが、社会的に組織を防衛するという、組織において非常に重要な役割であることがよく分かった。

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2019/09/23

・石原慎太郎に偏りすぎ。 ・「謝る」「嘘はつかない」「知ったかぶらない」「事前の準備」 ・社会部の記者は粗暴な者が多い。

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2018/11/04

読んだら良いよーとお薦めいただき読んでみました。 こういう本は初めて読みましたが、なるほど…。PRはパブリック・リレーションズだけではなく、プレス・リリースもある。無数の記者会見を行った経験のある筆者が、これまでの様々な事例を出し論じている。理路整然と説明するだけでは駄目なのです...

読んだら良いよーとお薦めいただき読んでみました。 こういう本は初めて読みましたが、なるほど…。PRはパブリック・リレーションズだけではなく、プレス・リリースもある。無数の記者会見を行った経験のある筆者が、これまでの様々な事例を出し論じている。理路整然と説明するだけでは駄目なのですね。

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2015/01/16

http://www.amazon.co.jp/review/R2SM9ORU6CX5TF/ref=cm_cr_rdp_perm

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2013/08/16

東日本震災時の政治家、東電幹部、また経産省・西山審議官などのプレス発表が如何に拙かったか。そして過去の政治家、企業幹部、芸能人などの謝罪などに触れていきます。佐々氏が歴代の首相から重用されてきたと聞きますが、情報の一元化、悪い情報の出し方など後藤田正晴氏の系譜を引く人ですね。70...

東日本震災時の政治家、東電幹部、また経産省・西山審議官などのプレス発表が如何に拙かったか。そして過去の政治家、企業幹部、芸能人などの謝罪などに触れていきます。佐々氏が歴代の首相から重用されてきたと聞きますが、情報の一元化、悪い情報の出し方など後藤田正晴氏の系譜を引く人ですね。70年前後の左翼学生を暴力学生と斬り捨てる表現には閉口しますが、痛快な本です。この中では小泉純一郎、町村金吾、竹下登などが随分評価が高いですね。草彅剛の謝罪が素晴らしかったのが、むしろ彼の評価を上げたという書き方も全く頷けるところがあります。それにしても巻末のここ数年間の主な謝罪会見リストを見るだけでも圧倒されます。私たちももっと謝罪の仕方を学んだ方がよさそうです。

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2012/11/10

先の大地震後の政府、電力会社のお粗末な会見の記事を追加したもの。記者会見のノウハウと、およそ日常には無縁のネタとも思えるものの、いつ急に事態発生するかは不明。そこで有事に備えた対応、対策が求められる。それが本書にはしっかりと記述されていたのがよかった。  あと、KYは駄目だ、とも...

先の大地震後の政府、電力会社のお粗末な会見の記事を追加したもの。記者会見のノウハウと、およそ日常には無縁のネタとも思えるものの、いつ急に事態発生するかは不明。そこで有事に備えた対応、対策が求められる。それが本書にはしっかりと記述されていたのがよかった。  あと、KYは駄目だ、とも。やはりそうだよなあ・・・・。

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2011/10/27

ネガティブリスト、これを常に意識することは、記者会見に限らず、人前にでる仕事では非常に大事と思う。そんなことを再認識させる。良。 記者会見するような有名人・有力者よりは、上昇中の若者が読むべき内容かも。 しかし、頭がイイヒトの文章は、疲れてる時には、より疲れるなー。

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2011/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 筆者が長年の経験から、危機管理、すなわち何か危機的状況が起こった際にどう行動すべきかの指針を述べた本。筆者が過去経験した事件・事故および昨今の政治を元にし、危機管理での法則を述べる。  危機管理において最も重要なのは、救急救護と同じように、如何に迅速に的確に手順を踏む事ができるかどうかである。したがって、  「自分が何を知っているか」「何が出来るか」より「何を知っているか誰を知っているか」「何が出来る誰を知っているか」が、より大切で(す)。(中略)(特に政治に置いては)「どんな技術が、どんな装備機材がどこにあるか」をよく分かっている官僚を使いこなす(P.38) ことがカギとなる。また的確に伝えるためには、ジュリアーニ元市長がアドバイスするように、  危機管理には強いリーダーが必要で指揮系統や情報を一元化しなければいけない(中略)広報も「ワン・ボイス」でなくてはいけない(P.60) のである。そして、  少数精鋭の一騎当千の参謀・軍師を抱えて事に臨むのが非常時の国家危機管理の機関意思決定の方程式(P.84) なのである。  実際に収める場合、気にかけておくべきことは、  危機管理は「大きく構えて小さく収める」というのがコツ(P.91) であるということだ。他にも、状況によっては相手を如何に説得するかが重要になってくるわけだが、  討論を挑んで相手の知能程度、学識経験、性格、人生観などを試してみます。そこから「説得」「交渉」「和解」など、危機の防止、回避の可能性をさぐっていく(P.117) など、説得・交渉のテクニックが必要とされる。以上のような高度なテクニックだけでなく、人として  隠したがり屋や杓子定規な官僚タイプの人はダメです。自分のコントロールができてない人も向きません。オープン・マインデッドで、何でも聞かれたことはしゃべってるように見えながらも、ちゃんと関係者でお互いに打ち合わせして、言ってはいけないことを確認してから発表の場に臨む。世の中には「言っていいことと悪いこと」があるのです。言ってはいけないこと以外は明るく即答をして、言いたい放題に言い、肝心なことは言わない(P.143) というような思慮分別を踏まえた人間が必要であるとも説く。  以上は、簡単な抜粋であるが、これだけでも十分この本の有用性は分かると思う。今度もう1回読もう。 【メモ】 □一人の人間がネガティブリストに基づいて発表する。これが、記者会見の鉄則です(※ネガティブリストとは、言ってはいけない事を記載したもの。上記の規則に則り、これ以外は、逆に自由に喋ってもよいこととする)。 □日本民族の智恵で、天皇家を普段は「権威」として世俗の雑事にかかわらせず、神道の宗主、詩歌管弦など日本文化の伝承者として奉っておき、民族存亡の危機には皇室に「権力」を与えて、誰もできない決断を仰ぎ、危機を克服する。そして克服すれば、また元の「権威」として温存することを繰り返してきました(P.97)

Posted byブクログ

2011/08/04

やっぱりこの人の文章は面白いし、すごく頭がいいと感じる。 ネガティブリストと、広報の窓口の一本化は大事ですね。

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