ソフトウェア作法 の商品レビュー

ブライアン・W.カーニハン(著者),P.J.プローガー(著者)

2011/04/26

「作法」とあるように、正しいソフトウェアの作り方を教えてくれます。ですが、思うに、作法は身につけるもので、頭で覚えるものではありません。
この本をよ～く読んだからと言って、それだけで良いソフトウェアが作れるようになるわけではありませんし、もちろん、プログラミング言語を覚えるためのものでもありません。この本はそういう種類のものではありません。

では何のための本か？

簡単に言うと UNIX 流の開発手法、さらに言えば、UNIX 流の思考法を「身につける」ための本です。この本に沿って読みながら考えることが、すでに UNIX 流の思考法に従うことです。

あとは、読み手の「才能」ですかね^^;

2011/04/10

古き良き時代のリファレンス集。

訳者の前書きに書いてある通り、
この本の原題は「ソフトウェア的道具」であり、
プログラム書法と似た内容を
期待して読んでしまうとがっかりする。