黒揚羽の夏 の商品レビュー
おもしろかった。 ここで書こうと思っていたことは、解説の最初10行で全部書かれてしまっていたので割愛。
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書評では、新ジャンルとかかれていたけど、色々詰め込みすぎて、主題がよくわからない。 特に印象に残らなかった感じ。
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離婚協議中の両親の都合で、祖父のいる東北の田舎に預けられた千秋、美和、颯太。町に台風が訪れた日、美和は水たまりに映る不気味な女の姿を見る。それが不可解な事件の始まりだった。押入れから出てきた六十年前の日記、相次ぐ少女の失踪、奇妙な映画のフィルム…交錯する現在と過去に翻弄されながら...
離婚協議中の両親の都合で、祖父のいる東北の田舎に預けられた千秋、美和、颯太。町に台風が訪れた日、美和は水たまりに映る不気味な女の姿を見る。それが不可解な事件の始まりだった。押入れから出てきた六十年前の日記、相次ぐ少女の失踪、奇妙な映画のフィルム…交錯する現在と過去に翻弄されながらも、千秋たちは真相に迫る。 圧倒的な世界観で全選考委員を魅了したピュアフル小説賞「大賞」受賞作。妖しくも美しいひと夏のミステリー。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
屈折しかけた少年少女が主人公のひと夏の冒険譚、爽やかさだけ終わらせない、人間としてのやりきれないサガなんかも描きこまれて、少し幻想文学的なとこもあり・・・あっ、これ「スタンド・バイ・ミー」やん。そこにミステリー要素も加わり、左翼運動とか大正昭和の階級闘争的ドロドロ感も加わり、さらにはロリとかBLの耽溺系の足がかり的な要素まで・・・。 盛り沢山なのに活字大き目の文庫1冊で終わらせてるあたり、少々強引なとこがあっても、まぁ上手に風呂敷を畳めたなぁと関心。ただどうしても散漫さは否めず、特に登場人物たちに感情移入しきれなかったのが残念。
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読ませる力のある小説だった。解説がちゃんと解説らしくなってる本て久しぶりによんだかも。 中途半端というと言いすぎかも知れないが、どう解釈していいか戸惑う場面や唐突に感じる部分があったり、最後が無理に収束させた印象があってもったいない気がしたり、全てよかった!とは言えないので星も4...
読ませる力のある小説だった。解説がちゃんと解説らしくなってる本て久しぶりによんだかも。 中途半端というと言いすぎかも知れないが、どう解釈していいか戸惑う場面や唐突に感じる部分があったり、最後が無理に収束させた印象があってもったいない気がしたり、全てよかった!とは言えないので星も4つにしたけれど、この小説とても好きだ!
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ミーコの日記から不穏な空気が高まってグッと引き込まれる。ミステリーに程良くノスタルジーとホラー色が絡まってドキドキ。 大人からは見えない現実の中で発揮される子ども同士の行動力が眩しいなぁ。大人になった自分の腰の重さを痛感。
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微妙に計算が先走っている小説かもしれず、、数多く読んだら鼻につくようになるのかなwって思ったりもしたのであったw
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これってラノベ?ヤングアダルト?児童書? 多分、描きたい世界観が根底にあって、そこに枝葉のようにエピソードがぶら下がってるんだよね。 それがもっと明瞭というか、統一感あればよかった。 読後の「腑に落ちない」感が強かったな。 登場人物が子どもじゃなかったらどんな話になってたろうか。
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雰囲気は好きなんですが、頁が足りないのか詰め込みすぎの感が否めない。 ピュアフルはこういうちょっと不気味な雰囲気の作品が多いすね。 次回作に期待。
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