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田中正造の生涯 の商品レビュー

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2012/09/21

(1982.02.13読了)(1981.11.17購入) 1976年毎日出版文化賞受賞 *本の表紙より* 田中正造は、38歳のとき政治に発心した。それは身も心も財産も、すべて投げ打って人民に奉仕することの決意であった。 そして足尾銅山鉱毒事件と出会う。 衆議院議員としての十年間に...

(1982.02.13読了)(1981.11.17購入) 1976年毎日出版文化賞受賞 *本の表紙より* 田中正造は、38歳のとき政治に発心した。それは身も心も財産も、すべて投げ打って人民に奉仕することの決意であった。 そして足尾銅山鉱毒事件と出会う。 衆議院議員としての十年間にわたる戦いののち、その不毛を見定めると、彼は弊履を捨てるように議会を捨て、谷中村に入って人民とともに戦う道を選んだ。 谷中の亡村で彼は何をしようとし、また何をしたのか。谷中村における九年の「辛酸」と「苦学」は彼に何を教えたのか。本書は、その72年の生涯と思想を根源から捉えなおした労作である。 【目次】 まえがき 序章 田中正造の遺跡を訪ねて 第1章 政治家田中正造の形成過程 第2章 田中正造の議会の戦い 第3章 谷中村問題 第4章 田中正造の谷中の戦い 第5章 砕けた天地の間に 田中正造略年譜 ☆関連図書(既読) 「谷中村滅亡史」荒畑寒村著、新泉社、1970.11.20 「辛酸」城山三郎著、中公文庫、1976.01.10

Posted byブクログ